見出し画像

入江敦彦さん『京都でお買いもん 御つくりおきの楽しみ』サイン本プレゼント!(No. 851)

考える人 メールマガジン
2020年2月6日号(No. 851)

入江敦彦さん『京都でお買いもん 御つくりおきの楽しみ』サイン本プレゼント!


入江敦彦さんのセンスが光るオーダーメイドのお買い物と楽しい交友録が綴られた人気連載「御つくりおき」が、『京都でお買いもん 御つくりおきの楽しみ』として刊行されたのを記念して、サイン本を抽選で3名様にプレゼント。締め切りは2/20(木)23:59!

ご応募はこちらから

画像1

2010年代とはどういう時代だったのか
ポップ・カルチャーから探る『2010s』試し読み!


レディー・ガガ、ラップミュージック、Spotify、Netflix、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)、『ゲーム・オブ・スローンズ』など、2010年代のポップ・カルチャーを、宇野維正氏と田中宗一郎氏が総括する新刊『2010s』が、おかげさまで大好評! 発売即重版決定、現在3刷です。

音楽から映像作品、メディアに至るまで、〝社会の映し鏡〟としてのポップ・カルチャー、その進化と変容、時代精神に迫る本書の制作意図や動機、内容についてまとめた、宇野氏による「はじめに」と「第1章 レディー・ガガとピッチフォークの時代」を公開中です!

画像2

いまもっとも注目すべき情報学者、ドミニク・チェンの『未来をつくる言葉』試し読み&サイン本プレゼント!


「考える人」で連載していたドミニク・チェンさん「未来を思い出すために」が、『未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために』と改題して刊行されました!

〈この人が関わると物事が輝く! 気鋭の情報学者がデジタル表現の未来を語る。〉

ぬか床をロボットにしたらどうなる? 人気作家の執筆をライブで共に味わう方法は? 遺言を書くこの切なさは画面に現れるのか? 湧き上がる気持ちやほとばしる感情をデジタルで表現する達人――その思考と実践は、分断を「翻訳」してつなぎ、多様な人が共に在る場をつくっていく。ふくよかな未来への手引となる一冊。

「考える人」では、本の冒頭を一部試し読みできます。

画像3

また、刊行を記念して、ドミニク・チェンさんのサイン入り『未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために』を抽選で3名様にプレゼント。締め切りは2/11(火・祝)23:59!

ご応募はこちらから

画像4

アクセスランキング

■第1位 村井理子「村井さんちの生活」
答えが出ないことなんて当たり前だと思っていた

悩みに答えが出ないなんて当たり前。アタマではわかっていても、いざ直面してみると……いつのまにか子どもは自分の足で先を歩いていくもの。今回も多くの共感の声が寄せられています!

画像5


■第2位 宇野維正・田中宗一郎『2010s』試し読み
はじめに

レディー・ガガ、ラップミュージック、Spotify、Netflix、『ゲーム・オブ・スローンズ』など、2010年代のポップ・カルチャーを総括する新刊『2010s』。音楽から映像作品、メディアに至るまで、〝社会の映し鏡〟としてのポップ・カルチャー、その進化と変容、時代精神に迫った本書が売れ行き好調。試し読みにも多くのアクセスが集まりました。

画像6

■第3位 東浩紀「アクションとポイエーシス」

「新潮」先月号に掲載された東さんの論考「アクションとポイエーシス」。SNS時代に評論家として何ができるのかという命題は、やはりSNSとの親和性が高く、広く読まれ続けています。

画像7

最新記事一覧


■小山田浩子「小さい午餐」(1/30)
回転寿司の寿司

ちょっと行き詰ってしまった小山田さん、パーっとするために回転寿司へ。〈寿司の特別感、回転寿司のあの祝祭性が今の私の状況を変える〉――気持ち、わかる気がします……!

画像8


■柴田元幸「亀のみぞ知る 海外文学定期便」(1/30)
(19)Brian Evenson says

海外文学のホットなニュースをいち早く届けてくださる連載、今回は「ブライアン・エヴンソンがいいと言う本」特集。エヴンソン推薦の3作に加え、エヴンソン自身の最新作も紹介。怪著ぞろい!

画像9


■尾原宏之「『反東大』の思想史」(1/31)
第18回 「実用か、教養か」一橋大学の揺れるアイデンティティ

商業について専門的な勉強を重ねてきた一橋大卒業生よりも、なぜ東大卒が優遇されるのか。学校で身につけた知識や技能と、学校と学科の「格」のどちらが重要なのか。学歴タブーに果敢に斬り込む話題作!

画像10


■大高郁子「考える猫のその日暮らし」(2/3)
距離感2

愛猫スミチの写真を送ってもらうも、なぜかイカツイ顔…?

画像11


■吉川トリコ「おんなのじかん」(2/5)
10.これで卒業

妊娠・出産・不妊治療について、ご自身の体験や気持ちを率直に書いてこられた吉川さん、ついに体外受精をやめることに。〈やれるだけのことはやった。これで卒業だ〉。

画像12

編集長のお気に入り

◎八戸ブックセンター


一昨年ぐらいから、青森県の八戸に面白い本屋さんがあるという話をよく聞いてました。モダンなデザインで、東京で見かけない珍しい良書が見事に配置されていて、イベントもよくやっていてワクワクするとのこと。

などと書くと、最近よく聞く、ツタヤが活性化を図った佐賀県の武雄市図書館のような例を思い浮かべるかもしれませんが、八戸ブックセンターはそれとはまた違っていて、市長が選挙公約によって実現させた公営の書店なんだそうです。東京・下北沢にイベントが活気づきビールが飲める書店「B&B」という本屋さんがありますが(当サイトに掲載した対談も多いです)、そこを経営しているブック・コーディネイターの内沼晋太郎さんがプロデュースをしています。

現在、ギャラリーで展示中の「柴崎友香×滝口悠生 アイオワ/八戸 ~作家が滞在するということ~」(~令和2年3月8日(日))にちなんで開催されたお二人のトークイベント「作家が滞在するということ」を当サイトに収録させてもらうことになったので、先週末にはじめて行ってきたのですが、想像以上に素敵な空間でした。

何より八戸は近くに港があり、新鮮な魚介類などを出す飲み屋街「みろく横丁」がすぐそばにある。極端なことをいえば、本とお酒と新鮮な魚があれば、人生はそれで充分なのではないか!というようなテンションになりました。

実は私は、八戸が生んだ小説家・三浦哲郎さんの晩年の担当編集者でした。私自身は三浦さんとこの街に来るチャンスはなかったのですが、三浦さんや先輩編集者からこの街の話はたびたび聞いていました。三浦さん没後10年で、5月から神奈川近代文学館で回顧展が開かれる今年、はじめて八戸に来ることになって、終始、心の中で三浦先生に話しかけていました。

先生、新幹線が開通したので意外と東京から近かったですよ。みろく横丁の「へちま」という焼き鳥屋に行ったのですが、店主のお父さん、先生の親友だったそうですね、びっくりしました。私の学生時代からの大切な一冊『白夜を旅する人々』の舞台に行けて良かったです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■note
https://note.com/kangaerus

■Twitter
https://twitter.com/KangaeruS

■Facebook
https://www.facebook.com/Kangaeruhito/


Copyright (c) 2020 SHINCHOSHA All Rights Reserved.
発行 (株)新潮社 〒162-8711 東京都新宿区矢来町71
新潮社ホームページURL https://www.shinchosha.co.jp/

メールマガジンの登録・退会
https://www.shinchosha.co.jp/mailmag/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

もしサポートしてくださったら、編集部のおやつ代として大切に使わせていただきます!