37~38歳期のサラリーマン転職日記その4(二次面接そして...編)

更新、だいぶ遅くなりました!
現場の引き継ぎが山場を迎えておりました。ようやく山を越えて一息です。

では、転職日記、その4です。

その3はこちら↓↓
37~38歳期のサラリーマン転職日記その3(一次面接編①)|こう @kangaeru_ori #note
https://note.com/kangaeru_ori/n/n1271d3356c7c

さて、モテ期到来となったのですが、続くのは面接ラッシュ。あまり喜んでばかりもいられません。

というのも、本業ありきの上で、面接を受けていかないといけません。スケジューリングの手腕が問われます。

ただ、私は営業の身。基本は現場直行直帰のため、お客さんとの都合さえ調整できれば、面接の予定は比較的組み易かったのでした。この辺り、もし内勤であったら苦労したかなと思います。

そんなこんなで、組んだ日程順序は
①建築系某社、、、二次面接(最終):対面
②RPAの会社、、、二次面接:リモート
③建築アプリ、、、一次面接:リモート
④ロボット系、、、一次面接:リモート

となりました。
本当なら、①をできるだけ後ろに持って来ないといけないのですが、候補日の最後尾でもこの並びとなってしまいました。えー、前回面接日を揃える鉄則と注釈を入れておきながら、これはあまり良くない並びです。

言い訳としましては、建築系の会社が二次面接にして最終面接だった点。この辺りは選考回数をエージェントさんに確認しておくべきでした。最終面接の日程がだいたい揃うようにするのがベストです。
(とはいえ、無理矢理後ろに回し過ぎても良くはないので、あくまで目安かなと思います)

さて、気を取り直して、二次面接の準備。
私の受けたRPA会社の二次面接でのポイントは、より実務寄りになるという点。つまりは、業務的な話しから営業的な話しにいたるまで深掘りがあります。面接官は専務から支店長に変わります。

この辺の一次二次の順序は正直、企業さんによって様々かと思います。一次面接が部門長で現場目線寄り、二次面接が役員で経営目線寄りみたいなパターンもあるかと思います。
ちなみに建築系は後者でした。

さて、その後もRPAの勉強は続けており、自作の簡単なものも組んでみました。やればやるほどマクロに似ている。とはいえ要件定義に癖があったり(というか、私が分かっていないだけなのですが…)デバッグで全然動かなかったりと、なかなか最初は苦労しましたが何とか感じはつかめてきました。

また、その技能×自分の経験という側面からも思索し、現在の得意先や仕入先で、その後もお付き合いできそうなところの検証。数年後の構想までいろいろと深掘りもできました。

そうこう本命の準備をしているうちにまずは建築系の二次面接(最終面接)がやってきます。
忌憚なく書くなら、いわば本番に向けた肩慣らしです。

こちらは前日に個人エージェントさんからTELあり、そこで大体の予想問答と肝は聞いておりました。ポイントとしては三点で
①今いる会社もそれなりの建築会社なのに辞めてなぜそちらに行くのかという点
②DXへの取り組みについて確認しておく点
③さらにDXはあくまで将来の取組のため、まずは営業で貢献ということを強調すべきという点
でした。
②についてはホームページは確認していたので、その辺りは無難にいけるかと思いつつ、自分なりに問答のシミュレーションをしました。

今度は対面なので、さすがに若干緊張します。
場所を書くと限定されるので、ぼかしますが、高層ビルに位置しており、見晴らしの良いオフィスでした。
約束の一時間前には現地到着し、フロアを確認。近くにカフェがあったので、そこでケーキセットを頼みました。(本番までの糖分補給)

そして、5分前に受付に到着し、入電。ほどなく役員室に案内され、面接開始となりました。自分の得意フィールドというか、営業から現場管理まで行い、元請けや下請け、件名規模も数百万円~数億円の現場まで経験させてもらったため、どの問答も難なく答弁できました。
ただ、唯一困ったのは、現在受けている社数と優先順位を聞かれたところ。あまり嘘はつきたくないので、選考中の4社をやんわり伝えました。そこでDXを扱いたい点、建築×DXで考えると、今の会社でない点などを強調し、お茶を濁しました。
最後に資格面の話と、最初は現場管理からでも良いかといった旨の話をし、面接は終わりました。

さぁ、ほっと一息つく間もなく、その翌日には本命の会社の二次面接。
こちらはWebによるリモート面接。5分前にズームに接続すると、まずは人事の女性がおられました。支店長さんがメインの面接官だったのですが、遅れておられるとのこと。気合いを入れて挑んだ分、のっけに肩透かしを食らった感じでした。
とはいえ、良い助走期間をいただいたのだと切り換え、まずは人事の方と会話。自己紹介から始まり志望動機の確認や経歴の確認を行われました。その後質疑応答。そうこうして20分ほど話したところで、支店長さんが合流。そこから再度自己紹介となりました。
経歴もそこそこに、まずは今までの成功体験と失敗体験。成功体験は、会社での初の入札取組を述べました。失敗体験は、大型現場での施工管理のときの経験。ただ、その体験から得られたことを最後に添えます。
そして、次の質問はその成功体験の客観的分析と再現性。この質問はワークポートさんの先人達の感想に書かれており、予想済み。無難に答弁します。

そこからは、営業の苦労話や雑談を挟み、そして給与面の話に。現状と同等を希望している旨を伝えました。ただその額は、その会社の給与水準でいうとマネージャー級とのことでした。マネージャー経験を聞かれます。それについては嘘は言えないので経験がない旨を伝えました。
「それだと入社と同時にそれなりの顧客の引き合いが必要」とのこと。これは、先述の構想と絡めた深掘りを述べるまたとないチャンス。まずは私の顧客で、見込みがありそうな企業を2社くらいコメントしました。

そこから協力業者に話を広げ事業の展望などに繋げました。かなり反応は良かったのですが、その辺りは会社や部の方針と合致していることが重要のようで、少し勇み足過ぎたかもしれません。
そうこうして一時間で二次面談は終了。事前通知では30分は面談で、残り30分で実技試験(RPA)の予定と聞いており準備を進めていたのですが、開始遅れもあり面談だけで終了となりました。結果は約2週間程で、もし受かれば最終面接とのことでした。  

さて、ほっと一息つきつつ、余力で残る③と④に突入。③については課長さんとのWeb面談でした。相手とされている業界が近いので、難なく答弁できました。
④については、応募者が多いのか、最初に合同ズーム説明会のち、2時間後に個別ズーム面談という一風変わった形式でした。こちらは面接官の常務さんがかなり厳しめの方。圧迫面接に近い感じでした。とはいえ、今までのややこしいお客さんに比べたらそよ風レベルの印象。

そんなもんなので③④ともに、一週間以内に合格の結果をもらい、先述の通り、続いて①の建築会社にも内定の通知をいただきました。

給与は5%増。しかも30時間以上の残業は別途。ただ返答は一週間以内とのこと。本命の②のRPAの会社の結果には少し間に合いません。
だいぶ悩みましたが、やはり私のやりたいことはDXです。そしてもうひとつ採用条件に最初は現場監督と書かれてありました。無論、2~3年後に営業に異動とは言われたものの、下手をするとそのまま現場管理を続けさせられるリスクもあります(この業界、現場監督が全然足りてません)
それらを加味し、内定から3日で決断。個人エージェントさんにTEL。断腸の思いでした。

さて、そんな内定辞退から4日後に本命の結果が届きました。
③④の一次面接合格が続くなか、
「二次面接不通過」という非常にシンプルなメール文と共に!!

その5に続く。


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