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ルールを守る教育はもうやめよう②

わたくし、もやしの自己紹介

わたくし、もやしの勤める学校は
子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。

・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う

を大切に記事を書いていきます。

ルールを守ることって大切?

幼児の頃、小学生の頃、はたまた大人でも
ルールを守らない人はたくさんいる。
ルールを守らないなんて、どういう教育を受けてきたんだ!

しかし、ルールを守ることって本当に大切なの?
それを今、考え直さないといけない。
なぜなら、納得がいかないルールがあるにも関わらず
「ルールだから」という理由でルールを守っている人がたくさんいるからだ。

ルールの意味を理解する。

ルールはなぜできるのか?
それは誰かの思いがあるからだと思う。
「登校する時間は8:30」というルールには
「全員が登校する時間を揃えることで、朝のミーティングをして
その後の活動を円滑に進めるため」などの思いがある。

意味のなさそうなルールにも、誰かの思いがある。

ルールの意味を理解するには
その誰かの思いを理解することと等しい。
その思いに共感できれば、そのルールはしっかりを守る必要がある。

ルールを守る→ルールを作る

私の学校では野球をよくやる。ご存知の通り、野球にもルールがある。
野球のルールの思いとは、楽しむために他ならない。
ルールがないと、好き勝手なことをやり出して、全く楽しくない。
そんな野球をする中で生まれた、独自のルールを紹介する。

それは暴投ルール。
プロ野球で暴投と言ったらなかなか起きない。
しかし、学校の野球では暴投しない方が少ない。むしろ暴投のみ。
そのため、ボールを投げることを諦め、走ってタッチする方法で相手をアウトにする方法しかできなかった。
しかし、私の知らないところでその「暴投ルール」ができていた。
それは
「暴投したら、走者はそれ以上走ってはいけない」というルール。

ボールを打ちヒット!走者は走る。
その間守備者はボールを拾って、一塁に投げる。
ボールは明後日の方向へ。
しかし「暴投ルール」が適用され走者は一塁からもう走れない。

このルールのおかげで、積極的にボールを投げることができるようになり
よりアクティブにボールが行き交い、楽しみ方が増えて、野球をより満喫できるようになった。

このように、ルールに縛られては楽しめない時に
楽しむためにはどうしたらいいのか。と
自ら考え、自分たちで作っていくことが大切なのだと思う。


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