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やっぱり自分。

わたくし、もやしの自己紹介

わたくし、もやしの勤める学校は、子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。

・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う

を大切に記事を書いていきます。

ファシリテーションは教育に関係ない?

ファシリテーションは、ビジネスの現場で会議を円滑に進めるイメージはある。
そのため、教育には関係ないように思う。
しかし、多種多様な考え方の人たちが集まって、学び合う学校においても
ファシリテーションはとても重要な働きがある。
一人一人の気持ちを深掘りしていくための、問いかけする技術。

とくに、気持ちを認め合いながら
互いが納得する答えを探していく教育においては、尚更である。

ファシリテーションと教育

ファシリテーションとは
会議や研修、ミーティングなどさまざまな活動の場において、良質な結果が得られるように活動のプロセスをサポートしていくこと。らしい。

ビジネスにおいて、会社のビジョンを決める時などに登場するイメージである。

しかし、教育においてもファシリテーションは大切な役割を果たす。
子ども同士の話し合いや、ケンカの場面で発揮される。

子ども同士、または子どもと大人が話し合う時に
話し合いに参加している人たちの気持ちを聞いて、その気持ちを繋げること。

これはまさに、ファシリテーションである。

縁あって、ファシリテーションのプロの話を聞く機会を頂いた。
そこで、ファシリテーションの大切なことを聞いて、驚いた。

自分と向き合うことに行き着く。

ファシリテーションで大切なことを検索すると
・発言しやすいような雰囲気を作る。
・どの発言にも耳を傾けるなど
・常に中立の立場
などが挙げられていた。私も納得の答えである。

しかし、ファシリテーションのプロの答えは
「自分の気持ちに目を向けること」であった。

「教育と一緒じゃん!」と思った。

自分に気づくと道が開ける

その方は、長年ファシリテーションをしていて
苦手なタイプの人の話を聞かないといけない場面がきた。
いつものように、一人一人の話を聞きたいのになぜかうまくいかない。

そんな時に、自分の気持ちに気づいた。
「私は少し、怖がっている」
「私は怖がるべきではない。中立な立場でいるべきだ」
そんな風に思っていることを、俯瞰してみることができた。

すると、苦手なタイプの人が気になっていたのがなくなり、
自然と全体の話を聞けるようなった。

やっぱり自分。

教育もファシリテーションも、行き着くところは自分。
自分のこうあるべきという気持ち
不安や焦り、怒りなどの感情
自分の大切にしている信念

そこの、自分の内面に気づく。
気づくと感情が変わる。
感情が変わると行動が変わる。
行動が変わると周りも変わる。

違う分野のファシリテーションから教育につながった。

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