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流れに乗るほど摩擦は小さい
人を誘うのが苦手です。でもできたほうがいいと思う。たまには自分で声をかけるようにしている。歯を食いしばって。
そんなときのコツは流れ。流れで誘う。いきなり「今度〇〇いこう!」と言うのはハードルが高い。
相手の関心が“遊び”に向かっていそうなとき。これはチャンス。お互いの心の摩擦が小さい。消費エネルギーが小さい。滑らかに進む。
そんなことより、“流れ”のイメージはいつでも持っておきたい。
流れは目に見えない。感じる必要がある。感覚が大事。目に見えないものを重要だと思えるか。
量子力学ではミクロな世界を扱う。粒子は僕たちの常識とかけ離れた振る舞いをする。位置と速度を同時に観測できない。目には見えないけど現実にそうなっている。
20年麻雀で負けなしの男、桜井章一は著作
の中で流れについて語っている。
すなわち「流れ」をつかみ、また「いい流れ」をつくるためには、変化して止まない自分と相手の心や思考、身体の動き、環境や条件など、実に様々な要素を視野に入れて考えなければならないのである。その上で「大きな流れ」や複数の「小さな流れ」を感じ、また「異質な流れ」同士が混じることで、どのような変化が生稀るかを見極めていく必要がある。
ある一つの評価基準にこだわっていては、流れとうまく付き合えない。視野を広げる。常に変化する状況を汲み取る必要がある。
中国の哲学者、老子は無為自然を説いていた気がする。作為的なことをしない。あるがままに生きる。水が川を流れるように。柔軟に。
こういう生き方は自然で美しいと思う。やっぱりキーワードは流れかな。ものを動かしたい。摩擦があるほど大きなエネルギーが必要になる。流れに逆らって自分を動かすのも同じ。しんどさが増す。
ふらふらと漂うように過ごすのも心地よさそう。
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