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期待値を上げると言う感覚

僕は物理専攻の大学院生です。

毎日勉強やら研究やらしています。もともと興味があったからそれに取り組んでいるわけですが、とはいえ感情やモチベーションには波があります。

常に一定な人はなかなかいないと思います。となると、いかにそう言うものに左右されずに研究に打ち込めるようにするか、というのが大事になってきます。

期待値を上げると言う感覚です。自分のその日出せるパフォーマンスの期待値を日々高めていくと言う感覚です。

自分がどんな時にどんな気持ちになって、その時にどれぐらい集中できるのか。より没頭するためにはどうすればいいのか試行錯誤を繰り返します。

研究よりも楽なことはいくらでもあるので、そっちに流されないような工夫というか、自分自身への仕掛けを考えていきます。

たとえばどんな紙とペンを使うかも大きな要素です。1番使う道具なので書くこと自体が心地よくて気分が良くなるものをいろいろ試してみました。

0.4mmのボールペンと無地のルーズリーフが最強です。ルーズリーフはB4のやつを横向きにして、縦に半分に区切って書くのが1番気持ちいいです。

子供の頃は黒板に字を書くのが新鮮で好きでした。複雑な式は研究室のホワイトボードに広く書いていきます。あの時のような感覚でいつもより積極的になれる気がします。

僕にとっては集中力が高まるやり方です。物理の研究とは別に、自分の研究をしている感じがあります。

自分にどんな環境や道具を与えて、どんな仕掛けや働きかけをすれば日々の取り組みや成果の期待値が向上するか。

これはこれでおもしろいです。あんまり関係ないところで言うと、1番自然に本を読めるのは電車かお風呂の中です。

家にいる時はギターとか将棋とか勉強とかやりたいこと、やれることがいっぱいあるのでなんか読みたい本があればとりあえずそれを持ってお風呂に直行します。

本読むしかやることがないので当然勝手に読みます。1番効果的です。ギターを習慣にしたければとりあえず1秒でも毎日触るようにします。

手に取るまでに障壁があればすぐにやらなくなるので、自分がいつもいる場所の、手を伸ばして届くところに置いておきます。

厳密にはちょい曲げても届くところ。そしたらギターを触ることに関してはハードルが低い状態になります。

どうやったらこの怠け者の自分をあるべき方向に向かせられるか、考えてみるのは楽しいと思います。

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