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#27...読書習慣 最強リーダーの「話す力」②

前回に続き、この本を読んでの気づきを自分の中で整理しようと思います。

前回の振り返り

セルフパペット

前回は、「セルフパペット」というキーワードが、自分の中に非常に刺さった、と記載しました。

例えば、社内異動でこれまでとは異なるチームのリーダーを任された時、転職して全く違う組織のリーダーを任された時、自分の影響力を発揮するためのバックボーンが、ポジションパワーしか無くなることは、ありうる話だと思います。

自分が発するメッセージを、聞き手がどんな気持ちで受け取っているのか、手応えを感じられずに地に足が着かなくて、居心地の悪い時期が訪れることがあります。
その状態を乗り越えたいがために、完璧な自分でいようとして、無理してしまう。強いリーダー、完璧なリーダーに自分自身がならなくては!と背伸びする。
でも、自分でも無理してるから長く続かなくて、また居心地の悪い状態に戻る。

そんな時に、「セルフパペット」の考え方を知ることができました。
要は、素の自分は強いリーダーでなくても、完璧なリーダーでなくてもいい。ただ、そういう役を演じる。自分とは違う別の人格をつくるイメージのように解釈しました。
本書の伝えたいことからは少し異なる解釈なのかもしれませんが、私自身はそう解釈できたことで、少し肩の荷が降り、また改めて職場との向き合い方が変わったように思います。

まずは、前回得た気づきを再整理して、今回の投稿本題に入りたいと思います。

今回の気づき

セルフパペットの作り方

この本の素晴らしいと思うところは、前回も記載したように、理論に加えて実現の方法まできちんと書いてあるところです。

別の役割を演じる自分を作り上げる、ということについても、どうやって作るか、がキチンと書いてありました。
全てを紹介するのは著者に失礼と思うので、一番共感できたところだけを紹介します。

それは、一度作った役割は変えない、という部分です。

理由も、どれくらいの期間変えてはダメか、ということも丁寧に説明されているため、非常に参考になります。

第二章 注目を集める

ここでは、プレゼンテーションや、スピーチの仕方について、具体的なスキルが説明されていました。
非常に具体的なノウハウであり、どれも再現可能だと思える内容でした。

この内容も、一つだけ紹介するとするならば、聴衆が一番最初に話し手の印象を持つタイミングはどこか?ということです。
これは、あまり意識したことなかったですが、それはそうだな、と腹に落ちる内容でした。

それは、登場するときの立ち居振る舞い、です。

壇上に上がって、聴衆を前にして話し始める第一声を大切にしないと、と思っていたものの、実はそれ以前から見られているということを失念してました。

そういう、話す力の周辺の力も高める必要があるのだな、と気付かされました。

他にも自己紹介の仕方、間の取り方など本当に気づかされることの多い内容です。

今日の投稿はここまでです。
興味をお持ちになった方は、是非読んでみてください。

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