ショウガ屋がマーケットを開く理由
おはようございます。
上原ひろみさんを聞きながら今日も朝から頑張っていきたいと思います!
なぜ彼女の音楽はこうも気持ちが持ち上げられるのか、自然と体を揺らしてしまいます。
今もユラユラしながら、パソコンをカタカタしております。
早速本題に行きましょう。
ショウガ屋がマーケットを開く理由
僕の仕事は高知県大豊町のラッキー農園さんがつくる「限界突破ショウガ」の加工と販売です。
2020年7月からマルシェやマーケットに出店させていただき、毎月のようにいろんな場所に移動販売をしてきました。
マーケットに参加する中でたくさんの学びがありました。
自分の商品の見せ方や、お客さまとのコミュニケーションの仕方。
そして、各場所それぞれに個性的な出店者さんと出会い、たくさん話して、仲間意識が芽生えていきました。
売れた日も、売れない日もお互いを励ましあったり、傷をなめあったり笑
人生の話になったり、いろんなことを話しました。
そうやってマーケット文化にどっぷり浸かっていくのです。
マーケットに元気がなくなっていく、、
コロナ過中でも移動販売を続けておりましたが、徐々に売り上げを下げていくのが明らかになってきました。
特に東京のマーケットの元気がなくなってきました。
円安、戦争による物価高の影響をもろに受けて、全体的に「うれないね」の声が聞こえてくるようなりました。
マーケットがにぎわっている絵が焼き付いていることもあって、「涼しくなったらお客さん戻ってくるよ」と話をながら期待しましたが、その期待もむなしく客足は戻らなくなっていました。
郊外のマーケットの可能性
一方で、東京から少し離れたマーケットには活気がありました。
お客さんの購買意欲も高く、限界突破ショウガの魅力もたくさんお伝えすることができました。
元気のなくなっていく東京のマーケットとの差は何かと考えていたのですが、以前の記事でも書いてきましたが、「コミュニティ」というのが大きな要因かと思いました。
「色んなものを集めました、さあ見て行ってください、買ってください」のマーケットはかなり難しい状況になってきています。
このようなマーケットが都内にはあふれており、「マルシェ」という名前が陳腐化してしまっているように感じます。
マーケットにコンセプトがあり、そのコンセプト実現のために色んな工夫をして、共感したお客さんと出店者さんが集まる。
見えないコンセプトの力はとても大切なように思います。
主催者の”想い”が会場の雰囲気を作り出す。
4年間マーケットに参加してきた僕が実感したことです。
先の記事でも書きましたが、これだけモノがあふれて、どこでもなんでも買える時代にマーケットの役割は、商品の購買というのはもしかしたら二の次であり、
人との関り、交わり、つながり
が最も重要な役割ではないでしょうか。
話を少し戻しますが、出店者さんはみんな魅力的で、人と話すことが好きなひとばかりです。
おせっかいな人がいたり、話が長い人もいますが、それもまた魅力です。
そして、気が付けばたくさんの出店者の仲間が増えてきました。
Village Market Tsukubaの出会い
茨城県つくば市で開催されているファーマーズマーケットです。主催のGeorgeさん、Emikaさん、Yukiさんは海外から日本に戻ってこられて、それぞれが住まわれていた町で日常的にあったマーケットが日本にないので、ご自身たちで立ち上げられました。
僕も出店していてとても居心地がよく、毎月出店させていただいてます。
マーケットを1年半運営されて、つくばではマーケット文化がしっかり根付いています。
バスケットを持ってこられるお客さんが多く、マーケットの各店で買った食材を使った晩御飯をSNSに投稿して共有したり、
お客さん、お店、運営みんなでマーケットを盛り上げています。
そして、運営の3人ともご自身の商品を持っていて、主催者であり、出店者でもあります。
僕の大好きな出店者仲間と一緒にこのような素敵なマーケットができたら、色んな場所でも賑わいを作れるのではないか。
長くなりましたが、僕がマーケットを自分で創ってみたいと思った理由です。3人の生き方も僕に勇気を与えました。
それからご縁のあった根津神社さまで朝市を開催することにつながります。
つらつらと生意気なことを書いてきましたが、僕もやるからにはvillage marketのようにご縁のある場所でマーケット文化を根付かせたいと思っております。
「限界突破ショウガを全国に広めるぞ!」
と始めたのに、今は、
「マーケット文化を根付かせるぞ!」
と言っています。
困った人です。
遠回りのようにも感じますが、これが限界突破ショウガを広める間違いない道だと信じてこれからも活動していきます。
ながなが読んでいただきありがとうございました。
それでは、今日はこの辺で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?