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企業のSNSは”支店”ーーnoteの公式SNSを担当している同僚のすごいところ

みなさんがSNSでよく見るアカウントは何ですか?

きっと有名人や友だちなど、個人のアカウントと答える人が多いでしょう。

企業が公式で運営している、いわゆる企業アカウントは、よっぽど意識をしないかぎり目に留まらないはずです。

では、なぜ企業がSNSにアカウントをつくるのか?

それは、たくさんの人がSNSという場所にいるからです。
そこで初めましての人と出会ったり、共感する人とつながって長い関係を築いたりしたいからです。

でも、ふつうは企業アカウントというだけで拒否されがち。
それは企業が自分たちの宣伝を押し付けてくるイメージが強いから。
そうじゃないアカウントも、企業というだけで門前払いされてしまう。

🥺

前置きが長くなりました。

本来、SNSの企業アカウントは、SNSという町におじゃまして、自分たちの支店を出すような役割だとおもっています。

それを運用で実現するのは意外と難しい。
会社が運営するものだから、仕方ない部分もある。

しかし、それを実現している人を私は知っています。
いまnote公式SNSの運用をリードしている、同僚の「まいちん」さんです。

X(Twitter)に加えて、今年頭からInstagram&Threadsも開始して複数のSNSに”noteの支店”を出しています。

同僚の他己紹介をリレー形式で書くシリーズ「バリューバトン」で、デザイナーのiguchiさんから嬉しいバトンがまわってきました。次、私はまいちんのことを書きます。

私とまいちんの関係性

まいちんと私は、入社当初から1年くらい同じチームでした。その頃からSNSの運用面を担当してもらっていてとても上手でした。今、まいちんは以前からSNSや様々な運営を担当する別チームの所属です。

主にnoteの公式SNSの企画・運営を担当されており、私はSNSの戦略設計や企画提案・振り返りなどで一緒に仕事をしています。

SNS以外にも、noteのなかのさまざまな運営やクリエイターサクセスの発信など、幅広く担当されています。

私は特にSNS関連で一緒に働いているので、今日はそこから見えるまいちんのスゴイところを書きます。いくよ!

SNS編

クリエイターがどう感じるか、を常に考える

私が一番尊敬しているところがここです。

noteのミッション「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」のうち、どの単語も漏らさずカバーするよう常に考えている気がします。

特に、「だれもが」の部分。

こんなつぶやき内容には、リプライじゃなくていいねが程よいね。
公式からリポストされたらどんな気持ちになるかな。嬉しくない人もいるよね。
この機能は、どういう人がどんな時に便利なんだろ。
会社的にはこう言いたいだろうけど、みんなが知りたいのはこっちだよね。

・・・という話をよくしています。

いろんな部署から「これをツイートしてほしい」の依頼がきますが、つねにクリエイターの興味・ニーズに合わせて発信内容を調整しています。

例えば最近リリースされた、クリエイターの更新通知機能

リリース後に「(発信者である)クリエイター側にもこの機能をもっと活用してほしいね」とPMから意見がきました。言われるがまま「クリエイターのみなさんもこの機能をフォロワーに知らせてね」と言うだけでは運営側の都合すぎるため、クリエイターが自分の記事内ですぐ使える画像コンテンツとあわせて提供していました。

会社が伝えたいこと、ではなく、クリエイターが知りたいことに応える伝え方をする。

さらには、リプライなどリアクションをするときは、ひとりひとりに合わせた温度感を調整しています。

自社サービスのSNS支店を出す側として、とても大事なスタンスだと思っています。

想像力の幅が広い

あんな人もいるけど、こんな人もいるよね、を常に広く考えています。

あらゆる人がSNSを使う世界では特に大事なこと。
さまざまな価値観、属性、思考を、まずはニュートラルに受け止めることができる人なので、日頃からそのアンテナも高いんだろうと感じます。

だからこそ、
・noteを使う理由は人によってちがう
・みんながバズりたい、稼ぎたいわけじゃない
・パソコンを使う人もいれば、アプリがメインの人もいる
・生活スタイルによってSNSを見る時間は人それぞれちがう
など、あらゆる人に考えをめぐらすことができるんだと思います。

クリエイティブに、すばやく試す

noteやSNSでクリエイターの投稿を日々たくさん見ているので、「あ、いまこういうニーズあるかも!」をキャッチするのが早いしセンスもいいです。

そして、まずは一旦すぐできるやり方で試してみて、反響を見てみる。今までにない企画もクリエイティブに創造してサクっと始めてくれます。

反響がよかったので強化している「#創作のコツ」シリーズ、クリエイターの投稿傾向や意見をもとに作った日記の書き方紹介記事や、創作カレンダー短歌テンプレート公式インスタでのいろんな形式の投稿、Threadsアカウントの開始、クリエイターへの質問など…挙げるときりがありません。


あたらしい試みを、クリエイターの声をもとにどんどんやる。
note社らしくもあり、SNSにはぴったりのやり方です。


仕事ぶり編

同僚としてもとても働きやすくて、みんなから信頼されています。
いいところはたくさんありますが特に素晴らしいところTOP3を。

視野が広くて冷静。でも、ちゃんと愛がある。

明るくて話しやすくて、でもハイテンションというわけではなく、基本的に自分も他人も客観的に見ているイメージ。そして、どんな人でも受け止める広い愛がある。
イメージは、静かに波打つ日本の海です。伝わるでしょうか。

もちろん人間だからムカつくこともあるだろうけど、きっとわりと早めに切り替えたり客観的に分析して落ち着きを取り戻しているんだろうな。

とにかく仕事が速い

これです。仕事は速いに越したことはありません。社内でも仕事が速い人は多いけれど、そのなかでも特に速いひとりです。

察する力とコミュ力がすごい

チャットコミュニケーションがメインの社内でも、端的でだれでも分かる伝え方をしてくれます。絵文字や発言場所のチョイスも上手い。そして、視野の広さと仕事の速さからか、こちらが伝える前に「こういうことですよね?」「こっちも必要ですよね?」と先回りしてくれることも多々あり。察するスキルがすごいです。

🌊

まいちんの魅力は伝わったでしょうか?

まだまだ話せるので、続きが気になる人は声かけてください。いくらでも話せます。

以上、バリューのあらゆる要素が散りばめられている同僚のご紹介でした!

ワサビ寿司を食べて涙目になっている、まいちんと私


今回のバリュー

・クリエイター視点で考えよう / Creator First

note株式会社の事業の原点はクリエイターにあります。note株式会社のメンバーは、創作にかかわるすべてのひとと対話しながら、作品をつくること、つなげること、とどけることを手助けする方法を考えて実行します。

・おおきな視点で考えよう / Think Big

さまざまな課題に出会ったときに、短期的なことにとらわれずに、長期的な視点と顧客視点を持って、大きな視点で考えるようにします。売り上げも利益も、サービスに持続可能性をもたらす燃料にすぎません。自分自身と、家族、友人、そして社会に誇れる仕事をしよう。

サポートいただけ金額は息子のクリエイティブを育てるアイテム購入に使います!きっとほぼダイソーです。