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化学でおすすめの参考書は何か?

 こんにちは、suiです。今回は、高校生向けの記事で、化学のおすすめの参考書は何かです。

 私が化学で使ってきた参考書は、リードα(笑)、化学重要問題集(通称:重問)、化学の新演習、化学の新研究、化学頻出!スタンダード問題230選です。

 それ以外の参考書については、分かりかねますのでご了承ください。

 では、順番に紹介いたします。

1.化学頻出!スタンダード問題230選 おすすめ度★★★ 

 なぜこれを最初に紹介するかというと最もお勧めしたい参考書だからです。
 私が勉強した参考書の中では最も分かりやすく、レベルも基礎から国立大学二次試験レベルまでカバーしてくれています。

 そして、何が一番良いかについては、解説を見ていただければ分かるのですが、他の参考書の解説では物足りないと感じるほど丁寧、かつ重要な解法で解いてくれています。
(まわりくどい解き方をしている解説は困ります…)

 また、なかなかこの参考書を持っている人がいないため、レア感もあり、友人に差をつけるにはぴったしの参考書ではないでしょうか。

 ただし、難関国立大学レベルの問題を解くには追加の問題集が必要でしょう。
 具体的には阪大の二次試験レベルくらいから少し物足りないかもですが、浪人している時も愛用していたほど、基礎を見直すには良い良書です。

 また医学部受験であれば、共通試験の配点が大きい大学が多いので、この問題集をしないのは非常に勿体ないと感じます。

2.化学の新演習 おすすめ度★★

 難関大学に行く人なら言わずと知れた、化学の参考書の中でもトップクラスに難しい問題集です。

 実際、私はこの問題集を2周しましたが、化学が難しいことで有名の京都府立医科大学くらい難しいです。

 問題が難しいので、これをしてると二次試験は取り組みやすいが、共通試験では点数が安定しないという現象が起こりました。
 1周するにも時間がかかるので、どうしても基礎的な内容を忘れていってしまうみたいですね。

 ただし、問題の質は格別で考えさせられる問題が多いです。
 化学を得意にしたい人や余裕のある人は「化学頻出!スタンダード問題230選」で基礎を固めた後であれば、高得点を期待できます。

 難問が出る大学や難問まで解いて化学を得点源にしたい人には、本当にお勧めしたい一冊です。

3.化学重要問題集 おすすめ度★★

 学校でも使っている人が多く、人気の参考書です。(私の高校でも使っていました笑)
 別冊で要点みたいなのをまとめてくれた冊子があって便利でした。

 問題のレベルは基礎から応用まで幅広くあり、「化学頻出!スタンダード問題230選」よりかは少し難しいです。
 基礎だけ、応用だけに集中したい場合には不向きですが、1冊で幅広く勉強したい場合にはこの本を選ぶでしょう。

 また使っている人が多いため、友人と勉強しやすいのは非常に良い点でしょう。

4.リードα おすすめ度★

 学校で配られた問題集です。定期テストの範囲になるため、3周くらいはしたと思います。学校でよく配布される問題集にはセミナーもありますが、こちらもリードαとほとんど変わりません。

 問題が豊富で、様々なバリエーションがありとても良い練習になるかと思います。

 解説が少ないのが難点ですが、学校で使うため、先生が解説してくれたり、質問しに行けば教えてもらえると思います。

 そのため、学校の先生や友人をフル活用しながら勉強するのがよいでしょう。

5.化学の新研究 おすすめ度★

 これは、問題集ではないため最後に紹介しました。

 化学の新演習と同じ系統の参考書なので非常に難しいことが多く書いてあります。辞書的な使い方ができる本です。

 たまにはではありますが、入試問題では学校では習わないイオン反応式を書かせたりすることがあります。

 私が見たことある例としては、銀鏡反応の化学式フェーリング反応の化学式などです。こうした化学反応式を書くときに大変参考になりました。(実は基礎知識だけでも解けるのですが)

 この本に関しては、問題を解くためというよりは、知的好奇心を満たすためと考えた方がよいです。
 家に一冊あると安心はする一冊かと思います。

最後に

 私自身についてですが、大学入試では現役時は落ちてしまい、1年浪人をすることでようやく医学部に合格することができました。
 現役の時は、「大学のレベルに合った難しい問題を」と考え、結果、成績はあまり伸びませんでした。
 そこで、浪人時にプライドを捨てて一から基礎を勉強することで、「意外と基礎を極めるのは難しいんだな」ということを学び、大きく成績を伸ばすことができました。

 そのため、私は基礎問題集を何度もやり込むことが合格への近道だと思っております。共通試験では考えさせる問題が増えてきています。解けたから終わりにするのではなく、「解法は良かったか。別の解法にはどんなものがあるか。問題文の考察はできているか」など基礎的な問題一つ一つと向き合うことで、グッと成績が伸びるのでぜひ試してみてください。

 


 

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