指の保持力を向上し尚且つ怪我も予防する

たまにはお役立ち情報も書きます。指、鍛えたいですよね。怪我、したくないですよね。

結論から言うとメトリウスのグリップセイバープラスを使え!なんですけど、これを正しく継続して使ってる人って少ないと思うんですよね。ボールをにぎにぎするのはわかりやすいし気軽にできる。けれどゴムの方を指に通して繰り返し開くのはちょっと面倒臭いし、いまいち効果がわからない。

説明にも書いてある通り筋力をバランス良く強化する目的で、開く力を強化すれば閉じる力も強化されるってことらしいんですけど、実際継続していたら強化された感はありますね。最大出力が強化されたと言うよりは保持力が強化された感じ。

で、グリップセイバー自体はずっと家にあったんですよ。ボルダリング熱が高い時期ってとにかくトレーニンググッズを買うじゃないですか。結局登るのが一番のトレーニングだ!みたいになって放置気味になっちゃったんですけど、きっかけがあって使うようになったんです。

そのきっかけっていうのが「おおきく振りかぶって」って言う高校野球漫画なんですけど、え?いや野球漫画かーいってなるとは思うんですけど、この漫画って単に「友情!努力!勝利!」みたいな感じじゃなくて高校野球を取り巻く環境と言うか、フィジカルトレーニングの大切さはもちろん、メンタルトレーニングの重要さ、試合における情報の重要性、戦略、策略、怪我から回復するまでのアプローチ、その他諸々、一般的な野球漫画とはちょっと異なる目線で描かれていて超面白いんですよ。

余談ですが好きな場面は相手チームのエースを敬遠して相手のベンチを腐らせようとする場面です。

この漫画の27巻で「バランス」について言及されていて、投手の怪我を予防するために「裏の筋肉を使おう」と言っているんですね。一定の動き、一定の筋肉しか使わないのはバランスが悪いから右で投げたなら左にもそれに近い負荷をかけてあげる。更に投げる動作の逆の動きで負荷をかける。つまりバランスを整える。これが怪我の予防に繋がる、と。わかりやすいし説得力ある!

いやバランスめちゃくちゃ大事ぃ!

影響されやすい性格なもので、すぐに放置されたままのグリップセイバーを家中探しましたね。握る動きをしたら開く動き!今では暇な時とジム後に帰宅してからバランスを取るようにパカパカしてます。

以前は指を伸ばすだけで日常的に第二関節からパキッと音がしてしたんですけどそれも緩和された気がしますし、保持力強化と怪我予防が同時にできているんじゃないかな。ただ漠然と使うよりも「理解」して「意識」することで効果が上がっているとも思います。

この「理解」と「意識」はボルダリングに置いて重要な要素で、ホールドを保持する際も、ただ力任せに持つより「理解」と「意識」をすることで効き方と言うか効かせ方が変わると思うんですよ。いわゆる「ホールドと仲良くなる」的なことですね。でもこれはまた別のお話か。終わろう。終わり。

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