すてきなアンソロジー
近頃、ポツリポツリと昔のサウンドノートにスキを頂いている。ma-kunさんが作曲、演奏され、かーるさんことならざきむつろさんが作詞された『かくれんぼ』だ。
というのも。
こちらのマガジンにまとめられ、収録されたからだ。
私花集「月【runa】眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201811」
まとめて下さったのは、ムラサキさんという方で、毎月テーマを決めて（11月は「月」でした）それにふさわしい色んな方の新旧取り混ぜたノートをアンソロジーという形でマガジンに取りまとめて紹介されているのだ。
ちょっと面映ゆい。
この『かくれんぼ』という曲は、経緯としてはma-kunさんが歌詞を書いてくれる人、歌ってくれる人を募集していたものに、かーるさんがならざきむつろさん名義で歌詞をつけ（他にもmikakoさんという方が歌詞をつけていらっしゃいました。そちらも歌唱しています）それを私が歌唱したのが始まりで……。
（詳しいいきさつを知りたい方は「#ま募集」というハッシュタグで検索すると色々出てきます）
ここでムラサキさんが取り上げて下さったのは、私のその最初の歌唱のものだ。とても拙く、また譜割りもまちがえているので、聴き直すのが正直恥ずかしくて、この歌をご紹介する時は、私自身、自分のサウンドノートではなく後に録り直してmixし直していただいた、ma-kunさんのサウンドノートの『かくれんぼ』の方をいつも挙げていたのだ。
でも今回取り上げて頂いて、改めて聴きなおしてみたら、譜割りこそ間違えてはいるけれど、この歌唱も悪くはないな、という気がしてきた。
歌というのは身体を使ってするものなので、やはりナマモノなのだ。毎回同じようにはなかなか歌えない。だから録り直してちゃんとミックスしてもらった方の歌でも、自分ではうまく歌えなかったな…という部分があって、あっちはあっちで未熟さが気になるのだ。そして、最初の歌唱の方ではその部分は気にならないので、あっちとこっちを切り貼りしたいくらいだ。
そんな事はこっちの事情なので置いておくとして、このムラサキさんのマガジンがとても素敵で、少しずつだが、他の方の作品も辿って見て（聴いて）いる。「眠れぬ夜の…」というコンセプトにぴったりな、素敵なアンソロジーだ。この中にピックアップして頂いた事を本当に光栄に思う。主にma-kunさんの、そしてならざきむつろさんのお力なのに（笑）
ムラサキさん、素敵なご縁をありがとうございます。
改めて、ムラサキさんのマガジン
私花集「月【runa】眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201811」
を良かったらチェックしてみて下さい。ムラサキさんの、収録作品の解説がまた本当に素晴らしくて、素敵なのだ（マガジン冒頭にあります。自分の所を読むと嬉しいやらお恥ずかしいやら……です）。
眠れない夜にどうぞ（ムラサキさんの小説もとても良かったです）。
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