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キジハタ

先週木曜日(20210715)から昨日土曜日(20210717)までうちの神社の乙祭り(乙祭りについては有料マガジン『社家なベイベー!』に2016年に詳しくかいているので、よかったらご参照下さい)のために夫は帰省していました。

でも、去年、今年はコロナ禍であり、以前と同じようにはいかない。

ということで、今年はお獅子も鬼太鼓(おんでこ)も無しで乙祭りは行われました。宮司(夫)はワクチン接種は断念して、PCR検査だけ直前にしてから行きました。

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何の飾りも賑わいもない。神饌物とお祓いだけの簡素なお祭り。それでもします。春の例祭と対になる大事な祭りなのです。

夕べ帰宅したたっちゃん。

「母ちゃんがかねきょさんは魚捌けるようになったかね、て心配してたから、大丈夫よ!と言ってそのままもらってきたよ。キジハタ2尾」

きたか。

ま、今はクックパッドでもなんでもあるし、魚くらい!

キジハタは初めて聞く魚だけど何とかなるだろう、と包んである新聞紙を開くと……。

なにこれ。めっちゃヌメヌメする。

ググると「アコウ」とも言うそうだ。オレンジ色の斑点のある魚で、兎に角ぬめりがすごいので、持ってられない。これを何とかしないと、内臓を取るのも大変。

とりあえず煮魚にすることに決めた。魚全体に塩して水で濯いで、それでもヌメヌメする体を押さえて、まずは鱗取り。そして内臓とエラを何とかひっぺがし(多少指を負傷しながら)、十字に切れ目を入れて熱湯をかけて霜降りする(というらしい。臭みをとる作業。湯引きといえば分かりやすいかな)。ここまでが下処理。

でこれが、下処理を終えたキジハタだ。

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あとは普通に煮魚にする。ひたひたの水に、酒、砂糖、醤油、みりん、生姜ネギの緑のところ、などを入れて落とし蓋して、煮汁をかけながら10〜15分煮るだけ。

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ちと器が小さかったけど、こちらが完成したキジハタの煮付け。めっちゃ美味しくいただきました。白身の身がふわふわでウンマー!です。調べたら高級魚だそうです。

社家の嫁の仕事、ちっとだけ頑張りました。

今回はほぼ無料で最後まで読めるようにしました。

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