3.コネはだいじ

ふーっ、ようやくなんとか就職口みつけました。

会社がいよいよヤバいと感じた3月半ばころから真剣に就職活動展開してきたわけだけれど
書類上でみたら、5月末退職で6月するっと転職なので順調に思われるかもしんない。
けど、本人にとってはたいへんだったんだよお!

でも、ようやく届いた離職票もってハロワに失業給付金の手続きにいったら
「3か月以内という短い期間で就職をめざしますか、それともじっくり腰をすえて探しますか」
的なこと訊かれて、「3か月で短期での就職、ってカンジなんだなあ」とびっくりした。
これまでの転職がほぼすべて間をおかずだったから、そんなもんだと思ってた。
ネットでもよく見るじゃん、「次の会社を決めてから退職しましょう」って。
ま、あたしは転職というか再就職口を探していたので事情は異なるわけだけれども。

直接応募してみたりいくつかの派遣会社通じて探してみたりハロワで紹介してもらったり
今回いろいろと手あたり次第にトライしてきて

年齢的なハンデもあるし
場所によってはあたしの輝かしい(部分のある)経歴がうとましがられることもわかった。
うまく面接まで進んでも、緊張する性質だし口下手だし、頭の回転早い方でないし
実務となれば、きちんと優先順位つけてコミュニケーションも適切にとり
うまくやってけるんだけどなあ。面接得意なひと、うらやましいわ。

などなど学んだり軌道修正したり落ち込んだりしながら進めてきたわけだけれど

だいぶヘロってきたので、失業手当ももらえそうだし
ちょっとペースをスロウダウンして
2,3か月ゆっくりしようかなと思っていたところへ、コロコロっとこの話が転がり込んできた。

社長がタイホされた会社の前に10年間働いてた組織のひとで
いまだにちょろちょろとやりとりしてあたしの状況をお知らせしてたんだけど(おもろいネタとして)
「仕事きまってないなら、ここ募集してるよ」
と、その組織のとある部門であたしにピッタリの職種が募集されてることを教えてくれたのだ。

それからはとんとん拍子で、面接もいままでで一番ラクだった。
全ての職歴をつぶさに説明させられたトコもあったけど、ここでは「この組織での職歴で、今回募集されている能力・経歴に関することを説明してください」だったし、組織外のひとには理解してもらえるよう心をくだく必要のあった、部署名や職務内容も説明不要だったし。
それでも緊張して、相変わらず面接下手な自分に若干落ち込みはしたものの、結果よければすべてよしとしようと、心を切り替えた。

募集されていた職種は
その組織での経験があり、なおかつ求められている能力・経験がまるで「あたし宛てですか」ってくらい、ばっちりあたしに合うもの。まあそれでも、同じような募集にいくつか応募しては落選しているのだから、やはり「この人は能力ありますよ」と言ってもらえたのだとしたら(実際はどうか知らんけど)、その力は大きいだろう。

コネというと能力のないボンやお嬢さんを入社させる…ってイメージがすぐ浮上するけどそれだけではなく要するに人脈、既に能力と人柄わかってるから働いてもらうほうも安心感あるよね。
そこでの仕事の流れや作法がわかっている、ということもイチから教える必要がないので雇用する側が楽なわけで、今回の面接でも、上司となるひとが「離れている数年間で変化があったとはいえ、基本はわかってもらっているので十分」的なことをおっしゃっていた。

コネは大事だけどもちろん、コネとなるように、人に評価してもらえる、好感を持ってもらえる仕事をするのが大事よなあ…としみじみと思ったことでした。

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