136_奏でるスクラッチ(4)
★クリスマスオルゴール (3曲入り) ★ここから開く
このアプリは、ターボーモードに切り替えてから使ってください。
通常モードでは、動作のもたつきが出てくる可能性があります。
ターボモードの切替については、前回記事:133_奏でるスクラッチ(1)に書きましたのでそちらを見てください。
<このアプリについて>
ラジカセのアイコンをクリックすると、メロディー+コード伴奏+リズムの演奏をします。クリスマスツリーと星空が瞬きます。歌詞(日本語・英語)も表示されます。
クリスマスの夜にぴったり?のオルゴールです!
ラジカセをクリックするとおなじみのクリスマスソングがなります。 歌詞が出るので、いっしょに歌うこともできますよ。
かわいい?妖精さんも、ツリーの上でおどります。
※実のところ、この妖精さん、全然可愛くなく(モデルさんごめんなさい。スクラッチに自分の画像を提供してくださっている方なのに・・・・)、雰囲気にあっていません。・・・・妖精さんを消すことも、他の画像とかえることもできます。 背景も同様です。そこがプログラミングの良さです。
メロディ・コード・リズムをプログラミングすることは、スクラッチでは簡単です。(とても面倒ですが・・・(^_^;))
スクラッチの持っている 音楽関係のコマンドは
でも、このコマンドを使って、音を一つずつくみ上げていくのは、すごく時間が大変です。一つでもミスすると、演奏が崩れます。どこが間違っているのか見つけることも難しいです。・・・それを乗り越える集中力、忍耐力を鍛える効果はあるかもしれませんが、途中で嫌になってしまって、あきらめてしまっては残念です。
ボクがこのアプリで用いているのは、ブロックという仕組みです。
いくつかのコマンドをまとめて、一つのブロックを作るというものです。
こんな感じです。・・・
これを使ったとしてもやっぱり、メロディを組み上げることは大変です。二部合奏ならこんな感じです。
とても面倒くさそうでしょう?
そうした苦労をして一つのメロディを組み上げても
聴く人にとっては、できあがった作品の出来映えが全てです。
ちなみに、ボクがつくったこの作品は、昨年度のクリスマス前に、学校ホームページとスクラッチ公式サイトで公開しましたが、「イイネ」はもちろん、「見たよ」の一言もいただけていません。費用対効果・コストパフォーマンスの面から見れば、最低な創作活動です。残念ですが、これがボクの「これまで」と「いま」です。・・・「これから」もだとかなりつらいのですが・・・
スクラッチで、納得のいく音楽を創る・・・プログラミングを体験するという面では申し分ないのですが、「聴くに堪える音楽を、手軽に作り上げる」のは難しいと思っています。
最近のミュージシャンは、(かなり以前からそうですが)パソコンで音楽を作り上げることが当たり前になっています。無償で使える高性能で使いやすいアプリもたくさんあります。スクラッチで音楽つくり・・・なんてまわり道しなくていいよ、とおっしゃる方の方がきっと多い(ほとんど?)思います。
でも、ボクはあえて言います。
(パソコンで)音楽を創りたい方は、一度、このまわり道を体験してください。そうすることで、少し違った景色が見えてきます。それが見えることは、その後の創作活動にも何か違った色を添えます。(ボクが勝手にそう思いたいだけです。・・・・そう思わないと、むなしくなるので)
後半、かなり愚痴めいたつぶやきになってしまいました。ここまで読んでくださったあなたに感謝します。これからもよろしくお願いします。
今日も一日ごきげんよう。 あなたの笑顔が輝く時がありますように。
カネッチ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?