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「ありのまま生きる」とは何か?

はじめに

コーチングに業界に身を置くからなのか、最近の生きる上でのトレンドは

「ありのまま生きる」

しかしながら、大きく違和感を感じる部分があります。


多くの人の勘違い

「ありのまま生きる」を

「自己中心的に自由に生きる」

みたいに勘違いしている人が多すぎる。


これまで混乱して生きてきた人が、自分の個性や才能に気づいたときにそうなりがち。

これまで本来の自分を抑圧して押し殺してきたので、自分らしさがわかり、自己表現できる喜びが凄まじいから。


実際に僕も、コンサルとして若い時期や、コーチ独立時はそうだった気がします。

「俺コンサル向いてるじゃん!コーチ向いてるじゃん!」みたいな。



本当の意味とは?

本来の「ありのままに生きる」の要素は2つ。


①全ての「べき思考」を外して、自分の本来のwant to100%の状態にすること。

②抽象度高く社会を知り、その中で自分が自然と生きられる場所を選ぶこと。


これが人生の目的の見つけ方でもある。

自己と社会のマッチング。


「自分がこうしたい」ではなく、広い世界から「自然とこう生きるべきだよね」と諭される感覚。


ありのままに生きる方法

自分らしさをなんとなく知るだけなら、ストレングスファインダーやMBTIなど自己分析ツールを使ったり、経験の浅いコーチから教わればできる。


ただ、もっと本質的に「自分も社会も喜ぶ生き方」を追求していきたいなら、上の2つの要素を極めたコーチに頼る方がいい。


ただ2つの要素を一定レベルで扱えるコーチって恐ろしく少ない。

僕もまだまだ極めたとは言えないけど、日々鍛錬を積んでいます。

want to純度を上げるために日々内省したり、高野山に行ったり。

抽象度を上げるために、歴史・宗教・哲学など、視座が高めの学問を学びます。



さて。

AI技術も発達し、人間としての価値が問われる未来。

本当の意味で「ありのまま生きる」人が増えることを願っています。

あなたはどう生きたいですか?



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