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事業は「何のため」にやっている あなたの事業観は? No.608

先日「人間観」について書かせていただきましたので、今日は「事業観」について書いてみたいと思います。

あなたの事業観をまとめることで仕事が楽しくなるので、少し難しく感じるかもしれませんが、ぜひ最後までお読みください。会社勤めの方も自分の「事業観」をまとめると仕事が楽しくなりますよ!


これは現在私が受講している「社長学」の課題なのですが、私の気付きを皆さんにもシェアさせていただきます。

「社長学」は師匠の臥龍先生が主催されているオンライン講座で、半年間かけて社長としての力を身に付ける他には類を見ない素晴らしい講座です。

この講座の中で経営には人生観・人間観・事業観の三観が大切という話を伺い、自分の三観をまとめることにしました。

今日はその2つ目「事業観」についてです。

事業観とは事業とは何かという基本的な問いに合わせて、自分が事業を行うにあたり「なぜその事業を行うのか」という原点を見つめる物です。ここが明確でなければ事業はただの金もうけの手段であったり、生活のために営んでいるのと変わらず、成長発展は見込めません。

自分は何のためにこの事業を行うのか、またそもそも事業とは何のために行われているのかを明確に表すのが「事業観」です。

私は事業とは「世の中をより良くするために価値を提供し、社会の生成発展に寄与するもの」で、会社とは「経営者が自分の人生理念に基づき社会のために思いを実現する場」だと考えます。

先日経営理念と人生理念について書いた中で、経営者の人生理念を体現するのが会社であり、人生理念と経営理念を統合する事で経営者が楽しく仕事が出来るようになると書きました。

二つが統合されれば経営者が楽しく仕事が出来るようになるだけでなく、「人の力を借りることでより大きなことが出来る」ようになります。そこで大切なのが、その事業がどれだけ人のためになるかです。

松下幸之助翁も会社は「社会の公器」と言われていますが、社会の公器としてどれだけ世の中のためになるかでその会社の価値が決まります。

では具体的に今の事業で私が成し遂げたいものは何か、

経営理念
 わくわくする事の大切さを伝え
 伴走者として経営者を導く光となり
 全てのご縁ある経営者を幸せにする 
ビジョン
 高度幸福化社会の実現のために、皆さんがわくわくしながら
 働く事で地域トップの業績を上げる企業を100社作る

上記を成し遂げるために事業を行っています。

私の会社の経営理念を書きましたが、これを成し遂げるのは誰でしょうか。

もちろん経営者である私ですが、事業とは私の事でしょうか?それとも会社という枠組み、またはその所在する建物自体をさしますか?

私は事業とは「そこで働く方たちが力を合わせて出す力」の事だと考えています。その力を大きくするのが経営者の仕事で経営者一人の力ではありません。

そう考えれば事業とは「より多くの方の力を借りて形にする場」とも言えます。そこに集う皆さんがより多くの力を出せるようにするのが経営者の仕事です。

まとめると私の「事業観」

よりよい社会の生成発展のために人を育成し
経営者の人生理念を事業を通して実現するために
多くの力を借りてより多くの貢献をする

となります。
経営者の皆様はいかがでしょうか。会社の経営理念とご自身の生き方は乖離していないでしょうか。

一度「事業観」と向き合い明確に言語化することで、仕事への思いも明確になり、仕事がより一層やりがいがあり楽しくなります。

普段そんな事を考えたこと無いよという方も一度考えてみてください。また、経営者だけでなく会社に勤めている方も、会社とは何のためにあるのかを考えると仕事が楽しくなるのでおススメです。

今日の一言
事業観を明確にし理想の事業を組み立てる
成長するための実践行動
自分の事業観を明確にする
経営理念と事業観を照らし合わせる
内容を確認し進む方向性を明確にして進んでいく

※「実践無くして成長なし」の言葉通り実際にやってみることが大切です。紙に書いてアウトプットしてみましょう。

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