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ぼんぼん社長㉕ リハビリ生活というモラトリアム 毎日note連続1092日目


皆さんこんにちは、ぼんぼん社長井上 剛典です。

前回でようやくオーストラリア留学を終了し、日本に帰ってくるのですが日本に戻ってすぐに就職ではなくしばらくはリハビリ生活というモラトリアム期間を過ごしだしました。

このモラトリアムが20年ほど続くのですが、それはまた後日書いていきたいと思います。

オーストラリア留学時代を振り返ると学校の勉強よりも社会勉強の色合いが強く、相変わらず真剣に勉学に取り組むことはありませんでした。

結果として中1の12歳から24歳まで勉学に真剣に打ち込むということが無いまま過ごしたので、それはそれはのんびりとした性格になりました。


余談ですが、先日最終回を迎えたNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一の長男の篤二の気持ちがよくわかります。

NHKなので放蕩ぶりについてはあまり詳しくは描写されていませんでしたが、際限ない自由を与えられた時に人は2つのパターンに分かれます。

一つは自由をある程度受け止めた後に、これではいけないと奮起する方と、もう一つが受け入れられるだけの自由を享受する方です。

篤二さんはまさに後者でしたが、私も同じで自由はあるだけ享受できるタイプなんですよね。お金さえあればすぐに引退生活を死ぬまでエンジョイする自信はあります。


本題に戻りますが、オーストラリアという場所が輪をかけて私の「のんびり」を加速させたんですよね。世界中同じだと思いますが、南国で気候の良い所って人間が穏やかになります。

日本でも沖縄の方っておおらかで時間に対してもうるさくないですよね。オーストラリアも私がいたブリスベンは亜熱帯気候でめちゃめちゃ過ごしやすい場所なんですよ。

また、交通事情も当時のブリスベンは中心部こそ渋滞がありましたが、それ以外のエリアで渋滞は全くなく気持ちよく過ごせます。

皆さんおおらかで、少々のことには腹を立てないような人の中で5年も自由に過ごすと、日本人の当たり前が通用しなくなるんですよね。


日本にいた頃は当たり前だった人混みや、満員電車、車の渋滞などすべてが受け入れられなくなりました。

また、5分前行動なども一切できず、時間にはルーズでいつもギリギリに行動する習慣になっていたんですよね。

まずは日本の時間習慣や一般的な生活が出来るようにリハビリを始めました。まあ、リハビリという名のモラトリアム期間の延長でしたが、そんな中でやりたいことが見つかります。

それが「自然食品の店アニュー」の開業だったんですよね。


オーストラリアで読んだ「ニンジンから宇宙へ」という本に感銘し自然食品の素晴らしさに目覚めます。


当時はまだオーガニックという言葉も一般的ではなかったのですが、頭の中はそれで一杯になっていました。

アニューはフランチャイズで全国展開していましたので、研修という名の旅行に行ったり、事前調査という名の旅行に行ったりと少しづつリハビリを続けていきました。

お店の準備からオープンにかけてはまた次回書きますが、とにかくまだふらふらしていたのは事実です。


親の紹介で商社の面接も行きましたが、全く話がかみ合わず日本で就職はできないんだということは理解できました。

創業社長の何割かは、社会不適合者で就職も出来ないので起業したという方がいらっしゃいますが、まさに私もそのタイプでした。

俺は自分の思い通りにやりたいんだと言えば聞こえが良いですが、社会の枠に沿って行動ができず、思い通りにしかできないのでそうしているというパターンもありますね。

自分がどのタイプか判っていれば不幸はありませんが、創業者タイプが就職したりという、自分が合わないところで仕事をするのは不幸を呼びます。自分の活かせるところで仕事がしたいですよね。


ぼんぼん社長シリーズはこちらから


今日の一言
自分が最大限活かせる場で仕事をする
成長するための実践行動
・自分がどんなタイプなのかを明確にする
・ある一定のモラトリアム期をもち自分が合うフィールドを見つける
・自分が一番合う場所で仕事を始める

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