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伝える楽しさ難しさ No.856


最近企業研修の講師としての仕事をスタートしましたが、伝えるというのも本当に幅が広く、奥が深いのを実感しています。

お互いの人間関係や信頼度によって全く伝え方や伝わり方が変わってきますが、本当に伝えられるというのはその壁を超すことだと思います。


例えば学校の先生は知識を「教える」立場で、生徒は「学ぶ」ために学校に行っているので、普通に教えていれば、学びたい学生はしっかりと知識を学んでくれます。

しかし、研修講師の場合は企業からの依頼で、参加者の行動変容を期待されていくので、ただ知識を教えるだけでは意味がありません。

これは知識を教えるという話ではなく、しっかりと研修の目的を伝え、相手の行動変容を促すまで伝える必要があります。


そのために場の空気づくりや、参加者の心の動きを感じながら、大切なポイントを皆さんと共有するイメージでやっています。

今までは、自分が主催の勉強会ばかりでしたので、皆さんが話を聞いてくれる前提で話をしていましたが、企業研修は基本的に聞きたくない方にお伝えする意識で臨んでいます。

そんな皆さんの気持ちを合わせ行動変容につながるまで丁寧にお伝えしていくのは、大変ではありますがやりがいがあります。


そこで大切なのは「教える」のではなく「伝える」意識を持つことです。自分が知っている知識を共有するようなイメージで皆さんに話をしていきます。

講師をしているとどうしても先生のポジションを取りたくなるのですが、教えるという気持ちを手放し、相手の人生のために話をすることです。

一言一言に思いを乗せて、そんな気持ちで話せると高いレベルで伝わるようになってきます。

私も企業研修の講師としては自分自身が研修を受けながら進めているので、緊張しながら取り組んでいますが、相手のための話が出来るようにトレーニングの毎日です。


皆さんも伝わる話がしたいときは、教えるのではなく相手のためにという意識をしっかりと持ち話をしていきましょう。

今より伝わる話が出来るようになるはずです。


今日の一言
教えるのではなく相手のためにという気持ちで話す
成長するための実践行動
・相手が聞きたいことや興味のある事を意識し、相手中心で話をする
・教えるのではなく伝える意識を持つ
・相手のためにという気持ちで伝える

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