ありがたいと思えること、とは・・
ある日、娘が高校生だった時、学校から帰って来て・・
「お母さん!もう~ありえない!!」
「ふんふん、なんかあったの~?」
「学校に掃除のおばさんいるでしょう?!そのおばさんの前である男子生徒が、地面にゴミを捨てるのよ!で、おばさんはため息つきながら、ゴミ拾ってるのね。だから私、頭にきてその生徒に『なんでゴミ捨てるの?』って、言ってやったの!!そしたらそいつ、なんて言ったと思う~?『仕事を与えてあげただけ、だけど?!』だって~!!もう、とんでもないと思わない!!!」
「うわぁ~!!そりゃ~とんでもないねぇ・・・掃除のおばさんに対する、感謝の想いとかないのかねぇ・・・」
一方、今回の北海道地震を始めとする最近の自然災害で、現地の知り合いから聞いた話などをまとめてみると・・
①命に支障がなかったこと、生きていれることのありがたさ。
②いかに「日常」が貴重なことなのか。特に電気や水道が、普通に使えることのありがたさ。
③知らない人同士でも声を掛け合って、励まし合う。みんなで協力し合って、助け合うありがたさ。
④被害者だけではなく日本人のほとんどが、これらすべてを教訓として学び、謙虚に受け止めている。無意識的に被害者の安否を祈り、自分ができる範囲で何かしようと思う。
などなど、大昔から自然災害の多い日本人の「民族性」を考えてみたときに、「忍耐」「謙虚」「協力」「感謝」「畏敬の念」などの単語が思い浮かびます。
特にごく「普通」に対する感謝の想いは、このような時期に常に感じさせられることですよね。
「あぁ~こうして、雨をしのげる家があるって、ありがたいことだなぁ。」と無意識的に、感謝していました。
ありがたいと思えること・・・
感謝することができること・・・
これらは、実は大変貴重なことのようです。
どうぞこれからも、いろいろな心配は尽きませんが・・
ごく普通のことにありがたいと思えるという、大変貴重で誇らしい、素敵な民族として、力を落とさずに頑張ってください!!!
過去、長い歴史を通して、乗り越えられてきた先人たちのためにも・・・
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拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡