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春の俳句三句

花の風朝を忘れて上着脱ぐ

 何気ない自然の移り変わりを教えてくれる。そういうのには激しすぎる朝と昼の寒暖差。


木星の下に金星重き春

 星空を見ていれば季節の移り変わりが感じられる。明けの明星だった金星が宵の明星となり、3月2日に木星と最接近した。最接近の前には木星の下に金星。後には逆に、金星の下に木星が来る。するとおもむきが変わる。
金星の下に木星春の風
 木星は、今はもう下に下がり過ぎて見えなくなってる。時間の経つのは早い。


ふきのとう伸びて押し合う菊の群

 フキノトウはキク科の植物なので、菊のような小さな花がいっぱい群がって、あのフキノトウの中につまっている。
 自然の不思議さには、ええっ、へーっと感動させられることが多い。


 ライラック杯に参加させていただきます。


 創作って難しい。〆切があって作品が創れる人ってすばらしいな。って、今までさんざん〆切作って作品を作らせてきたんだけど。

 過去の名作を見ながら俳句に対する気持ちを新たにするのもいいかな。


タイトル画像はキータンさんの水辺の植物をお借りしています。ここには写真の一部だけ出ているので、画像下の名前をクリックして、ちゃんとした写真と他の写真もご覧ください。

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