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羽藤ゼミ5期生の社会連携の成果 (瀬戸内カレッジ2020)

流通科学大学羽藤ゼミ5期生が3年次に取り組んだ社会連携プログラム、瀬戸内カレッジの成果がJR西日本のおでかけネットにて公開されました。学生が約1年かけて取り組んだプログラムの成果です。

瀬戸内カレッジとは

JR西日本・自治体・大学が連携し、若者視点を活用した地域活性化、旅行需要の喚起、学生の成長機会の創出を目指す産官学のプロジェクトです。これまで北陸、南九州、新潟、瀬戸内エリア等で内容に合わせて毎年実施してきました。
一連の取組みを通して、参加学生と地元協力者の間で交流が生まれ、地域と連携強化の促進、大学生による若者目線での旅行プランや地元の課題解決に向けたアイデアの提案、および自主的な地元PRを展開してきました。2020年度も瀬戸内エリアを対象とし「瀬戸内カレッジ」を実施します。

学生が検討した課題

今回、我々は岡山市に協力してもらい、時間に余裕がある大学生全体をターゲットにした提案を行いました。今回はそのなかで、課題に入るまでの導入部分、そして具体的な提案に入るまでを紹介します。具体的な提案はJRのHPを御覧ください。

はじめに、現状分析ということで岡山市観光客動向調査報告書を確認し、岡山市が抱える課題は大きく2つ、(1)滞在時間の短さ、(2) (観光地としての岡山市の) 認知度の低さ、存在することがわかりました。

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次に、上記の課題を解決するためにどういった提案を行えばいいか検討しました。この提案を行うため、まずインターネット調査を行いました。調査概要は以下の通りです。

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この調査の中で、「岡山市の観光地といえば」という点について、自由回答で質問を行いました。その回答を分析にかけると、以下のような結果になりました (この分析は、文字が大きいほど回答数が多いことを示しています)。つまり、岡山城や後楽園といった有名観光地は大学生にも知られている一方で、美観地区や倉敷といった"岡山市"ではない観光地のイメージも強かったのです。そこで今回は、既に有名な岡山城や後楽園といった岡山市の観光地の改善点をまず提案し、これらを起点に滞在時間の短さを克服しようと考えました。

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具体的な提案

以下のリンク、そして電子パンフレットから学生のおすすめスポット、提案を確認できます。

今回はコロナの影響で様々な制約がありました。動画撮影やzoomでの発表等、どうすれば自分たちの提案がより伝わるかについても、試行錯誤しながら検討しました。そういったなかでの活動だからこそ、学生も学ぶ点が多かったと思います。

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