2023ジュビロ磐田 前半戦ゴール・ベスト5
2023シーズンのJ2リーグも後半戦に入りました。
序盤戦は思うように勝ち点を積み上げられなかったジュビロ磐田でしたが、6月以降は負けなし。7月5日時点で、勝ち点41で4位、自動昇格圏の2位東京Vまで勝ち点差2まで迫りました。
更には得点数はリーグ2位タイの40得点(7月5日時点)。
そこで、前半戦のジュビロのゴールシーンの中から、独断と偏見でベスト5を選んでみました。
ジュビサポさん、それぞれ思い入れがあると思いますので、ぜひ感想などお寄せください!
第5位
藤原健介:6月3日 J2 第19節 vs 秋田
リーグ戦初ゴール
ボックス外にこぼれたボールを走り込んで来た藤原健介がミドルレンジでシュート。藤原健介にとって、リーグ戦初ゴールとなりました。
その鮮やかな軌道にSNS上ではトニ・クロース選手のゴールになぞらえ「まるでクロース!」と称賛されました。
私は当時、恥ずかしながらトニ・クロース選手を知らなかったことから「まるでクロース」と呼ばれた現象についてnote記事を書き、改めて藤原健介のシュートの素晴らしさについてまとめました。
第4位
後藤啓介:2月18日 J2 第1節 vs 岡山
衝撃の連続弾デビュー!
2023年のジュビロは選手補強ができず、監督も替わったことから、サッカー解説者・記者など有識者の評価は芳しくありませんでした。
迎えた開幕戦。その下馬評通りと言っては悔しいんですが、岡山に3点を献上してしまうという非常に厳しい試合展開になりました。
時計の針は後半45分に迫っても無得点のジュビロ。3点差であることを考えると、さすがに敗戦を覚悟しました。
しかし、後半19分からピッチに入った現役高校2年生(当時)後藤啓介が、試合終了間際に意地を見せる連続弾!「あきらめるんじゃねえ!もっと応援してくれ!」とばかりゴール裏サポーターを煽る様子は、超高校級の逸材であることを見せつけました。
試合は2-3で敗戦でしたが、苦しいチーム事情のジュビロにとって後藤啓介の活躍は一筋の光でした。
第3位
ドゥドゥ:5月13日 J2 第15節 vs 群馬
小学生の前で見せつけたスーパーゴラッソ!
年に一度の磐田市小学生一斉観戦授業となったこの試合。
ジュビロは前半に2点を先制。更に、後半開始早々にドゥドゥがペナルティエリア外から右足を一閃。ゴール右側に突き刺した3点目!
バックスタンドで観戦していた私。
ちょうど目の前でこの強烈なシュートを見ることができたのですが、鳥肌が立つくらいのナイスゴール。
この日はドゥドゥの奥様とお嬢様も観戦に来ていたんですが、ちょうどトイレに行っていたようでそのゴールを見ていなかったそうです。こんなツイートをされていました(笑)
第2位
古川陽介:6月18日 ルヴァンカップGS 第6節 vs札幌
劇的逆転ゴール!
前半戦での「最も劇的な」ゴールを挙げるならば、迷わずこれ。
既にGS敗退が決定していたジュビロ。消化試合と言ってしまえばそれまでの試合でした。
しかし、J1チームと戦える貴重な機会として横内監督は「無駄な試合は一つも無い」としてJ1屈指の攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌に対し勝利を勝ち取るため、真っ向勝負を挑みました。
今季前半戦はリーグ戦メンバーになかなか入れずに苦しんだ古川陽介。今季遂に初ゴール。しかも劇的な逆転弾!喜びを爆発させました。
第1位
ドゥドゥ:5月21日 J2 第17節 vs いわきFC
地を這うスーパーミドルシュート!
バックスタンドで観ていた私は、この瞬間に大絶叫しました。
もう、本当に嬉しく、ビューティフルなゴールでした!
この試合は結果ドローだったので、ドゥドゥにマンオブザマッチを獲らせてあげられなかったのが今でも悔やまれます。
ジャーメイン良からのパスをゴール目がけてドゥドゥがミドルシュート!ボールは地を這うように一直線にいわきゴールに突き刺さりました。
ヤマハスタジアムは大歓声!
この試合、なかなか点が入らない試合だったので、溜まりに溜まっていたジュビロサポーターの気持ちが爆発したかのような大騒ぎ。
私も見ず知らずのジュビロサポーターさんとハイタッチやら何やらで無茶苦茶になってしまいました。
バックスタンドからもゴール裏サポーターに対し大ジャンプで喜ぶドゥドゥの姿が見えました。
総 括
今年のジュビロは、かつてのルキアン、アダイウトン、ジェイのような絶対的なストライカーはいません。
横内監督は今年の監督就任の記者会見で次のように語っています。
7月5日時点で、J2個人得点ランキングトップ10にジュビロの選手はいません。チームトップは後藤啓介とドゥドゥの5得点ですが、J2リーグ全体では17位タイです。
しかしですよ、
冒頭に申し上げたように、チーム得点40点はリーグ2位タイなんです。
まさにチーム全体で戦える状態になりつつあるんです。
他のチームのような突出したエースストライカーがいないならば、ジュビロはチーム一丸で点を取りに行く。誰でも点が取れるチームを目指す。横内監督が狙っていたチームになりつつあると思います。
そうは言っても、まだJ1自動昇格圏には到達していないジュビロ。目標となるJ1復帰を成し遂げるには、ここからが本当に正念場です。
後半戦どんな戦いを見せてくれるのか。
ジュビロの戦いに期待して応援を続けたいと思ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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