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両棒餅(ぢゃんぼもち)を食べてみた。|ジュビロ磐田「鹿児島デー」

2023年6月3日。J2リーグ第19節「ジュビロ磐田 vs ブラウブリッツ秋田」の試合を観戦するため、ヤマハスタジアムに行ってきました。

この日は年に一度の「鹿児島デー」

鹿児島市は、1997年から現在までジュビロ磐田のシーズン前のキャンプ地として長い歴史があります。

この「鹿児島デー」で狙っていたものがありました。

それは、

「じゃんぼ餅」

今年の1月11日に、鹿児島出身の遠藤保仁が、自身のYouTubeチャンネルで鹿児島の名物として紹介していました。
「よく食べていた。」として、「じゃんぼ餅」を実に美味しそうに食べていたんですよね。

それ以来、ずっと気になっていたじゃんぼ餅。

もしかしたら、ジュビロの「鹿児島デー」で特産品販売するはずなので、「じゃんぼ餅」も、もしかしたら・・・?

と思っていたところ、

売ってました!

漢字で「両棒餅」って書くんですね。

さらに良く見ると、「じゃんぼ」じゃなくて「ぢゃんぼ」なの?

「じ」と「ぢ」で味が違うのかな?

ネットで調べると両方の表記があります。
どっちでもいいみたい。

農水省のホームページでは「じゃんぼ」でした。

名前の由来は諸説あるようです。

「じゃんぼ餅」の歴史は非常に古く、南北朝時代、後醍醐天皇の子である懐良(かねなが/かねよし)親王が、鹿児島市の谷山城に滞在していた際、谷山城主の谷山隆信が親王を慰めようと、餅をつくってそこへ2本の串をさし、味噌と黒砂糖を煮つめたものをかけて出したところ、料理の名を聞かれ、とっさに「両棒(じゃんぼ)」といったのがはじまりだという逸話がある。江戸時代に入ると谷山から薩摩藩主の島津氏に献上されるようになり、そこから磯地域で「じゃんぼ餅」が広まったといわれる。

ほかにも「じゃんぼ餅」の名の由来は諸説存在する。昔、上級武士は刀を腰に2本さしており、その姿に似ていることから、この名がついたといわれている。

また“両棒”を“じゃんぼ”と読むのは、中国語からきているといわれており、中国語で“両”は“リャン”と発音し、これが鹿児島県で“じゃん”と訛って「じゃんぼ餅」と呼ばれたのではないかともいわれている。

農水省ホームページより引用

二本の串が刺さっているのが、特徴ですね。ヤットさんが食べてたのもそうでした。

細かい話はここまでにして。

今回は、ジュビログッズ売り場より先に、鹿児島物産展ブースへ!

御対面!

確かに、二本のくしが刺さってる!

試合会場では食べず、お土産として帰宅してから家族と食べましたが

「確かにうまい!」

みたらしの濃厚なしょうゆだれの甘みなんですが、普通のみたらしよりもやや濃い風味と柔らかい餅。

この取り合わせは間違いなくうまい!

これ鹿児島じゃなければ食べられないのか・・・。

早くも来年の「鹿児島デー」が待ち切れなくなりました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
「じゃんぼ餅」または「ぢゃんぼ餅」が大好きな皆さんに、幸あれ!

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