ファビアンゴンザレスの出場停止期間が終わった日。
2023年5月11日。
今日は節目の日ですね。
ネットで「きょうは何の日」と検索しても「これだ!」と思うものは出てこないと思います。
今日2023年5月11日は、
なのです。
昨年ジュビロ磐田を襲ったファビアンゴンザレスの二重契約問題。
ジュビロは三つの重い制裁を受けました。
この内、「4ヶ月の公式戦出場停止処分」がようやく終わりを告げました。
私が最後にファビアンゴンザレス(以下ラッソ)のプレーをヤマハスタジアムで観たのは、2022年6月18日。ラッソが大爆発して快勝したサガン鳥栖戦でした。
昨年J1では苦戦がつづいたジュビロ磐田。
その中でもホームヤマハスタジアムでの唯一の快勝だったこの鳥栖戦は、その後のジュビロの快進撃を予感させるほどの勝利でした。(そうはなりませんでしたが)
あれから約11か月経ちました。
この間ジュビロはJ2に降格。
2023年5月11日現在10位。首位町田には勝ち点10の差をつけられています。
杉本健勇は横浜F・マリノスへ期限付き移籍。
大津祐樹と後藤啓介は負傷で戦線離脱。
負傷で戦列を離れていたジャーメイン良が5月3日の東京ヴェルディ戦で8試合振りに復帰しましたが、前節千葉戦直後のインタビューでは、まだ100%コンディションは戻っていないと発言しています。
ジュビロのCFは人材不足であることは否めません。
そんな状態で、満を持して帰還するラッソ。ジュビロにとって本当に大きな存在になることは間違いありません。
次節、ホームヤマハスタジアムで行われるザスパクサツ群馬戦での出場が有力です。ジュビロ磐田公式YouTubeチャンネルでは、群馬戦への意気込みを語っています。
一方で、ラッソ帰還について、第14節ジェフユナイテッド千葉戦後の横内監督のコメントが個人的にはすごく好きです。
これは以前note記事にしたので重複になるのですが、改めて紹介します。
このコメントには横内監督が開幕前から言っていた「ポジションは競争で勝ってつかみ取れ」という首尾一貫した想いが込められていると感じました。
ラッソだからと言って特別扱いしないという姿勢を見せてくれたのは、これまで競争してきた他の選手達にとっても良かったと思ってます。
開幕直前の横内さんがスタメン・ベンチ入り選手を選考する気持ちを語った【Go on.】episode6。
選手を選ぶ姿勢を緊張感を持って語るこの動画が私は好きです。
横内監督は開幕当初から「ポジションはプレゼントしない。」と言っていました。
CFは人材不足と書きましたが、直近の試合でCFを務めたジャーメイン良や藤川虎太朗は易々とスタメンを明け渡さないで欲しい。チーム内で健全な競争を続けて欲しいと願います。
ラッソ自身の契約問題で補強禁止となったジュビロ。
そのジュビロで、ラッソは次節群馬戦に向けてどのような準備をしてきたのか。
私は群馬戦のスタメンはジャーメイン良、ラッソはベンチスタートと予想します。コンディションに不安があるジャメですが、意地を見せて欲しいと思います。
昨年のJ1残留争いでラッソがいなかった期間必死に戦ってきたジャメがポジションを死守することができるか?群馬戦のスタメンに注目しています。
そしてラッソがヤマハスタジアムに帰ってきたら、私は盛大な拍手で迎えたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田とファビアンゴンザレスのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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