見出し画像

ジュビロ磐田は20位だった話。

ジュビロ磐田は20位。

「開幕直前に、不吉なことを言うんじゃない!」

いやいや、2024年の順位予想じゃないです。

この順位は、2024年2月20日にJリーグから発表された

「2023年度ファン指標配分金ランキング」

「ファン指標配分金」は何で決まるかというと、

全Jクラブに対して総額約13.4億円を、2023シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分

Jリーグ公式ホームページより

「DAZN視聴者・シーズンパス購入数」で定義したランキングで上位ほど多く配分金を受け取れる制度。

DAZNの観点でJクラブの人気がわかる仕組みでもあります。

2023年度のランキングはこちら。

我らがジュビロ磐田は20位。

昨年の全J1チームより下なので、正直言って残念な結果。


ちなみに堂々の1位は浦和レッズ。

ジュビロの3倍以上の配分金を獲得しています。やはり視聴するサポーターの数も半端ない。


「でも、昨年ジュビロはJ2だから健闘したんじゃない?」

確かにJ2では上位ですが、1位でも無い。


そうです、あのライバルチームに後塵を拝しているんです。
グラフで見てみましょう。

2023年度ファン指標分配金ランキング(上位20位)


J2の1位は清水エスパルス。しかも全Jクラブで12位の大健闘。
ジュビロの約1.7倍の配分金を獲得しています。

昨年はJ2で最後の最後まで昇格争いを続けたジュビロとエスパルス。最終節に逆転してジュビロはJ1昇格を掴み取りました。

しかし、ファン・サポーターの規模としては、エスパルスが大きく上回っている現実を真摯に受け止めなければなりません。


昨年5月には、ジュビロのホームタウンは御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、森町、浜松市、湖西市の7市町が加わりました。

この取り組みは、さらなるジュビロのファン獲得に向けての戦略の一つでもあることは間違いないと思います。

例年行われる磐田市の小学生一斉観戦授業も、ホームタウン8市町に拡大したことだし、将来的にはエコパスタジアムで8市町の小学生を集めた一斉観戦授業なんかやったらいいんじゃないかな、なんて思ってます。


でも、

やっぱり勝たなきゃね。


ここ数年のジュビロはJ1とJ2を行ったり来たり。

「負けている時こそ、ジュビロを応援するぜ!」

という熱心なサポーターの存在は本当に素晴らしいと思うのですが、ライトなサポーターはそうはいかないでしょうね。

決して安くないチケットを買ってヤマハスタジアムに来たのに、負け試合ばかりではどうしても足は遠のくし、ましてやDAZNに加入してまで観るなんてなかなか難しくなる。しかもDAZNは今年3月からさらに値上げするという厳しい状況。


一足飛びに客足が戻ることは無いでしょうから、まずは今年何としてもJ1に残留すること。それに尽きます。


エレベータークラブでは、選手獲得も難しい。

昨年藤田俊哉SD「ジュビロが優勝を争うチームに見られていない。」として、他クラブからの選手獲得に苦労してることを語っていました。

J1で安定した成績を残せばファンも少しずつ増えていくだろうし、選手も補強し易くなる。

日本代表戦でジュビロから選手を輩出し、海外にも羽ばたく選手を育てる。

そしてタイトル獲得できるところまでクラブを強化していく。

そんな好循環が生まれれば、外からジュビロを見る雰囲気も変わっていくはず。


2024年はその第一歩としたいものです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?