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伊賀FCくノ一三重vs静岡SSUボニータ「三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿」に行って来た。

日本女子サッカーリーグ「なでしこリーグ1部」で戦っている静岡SSUボニータ

これまでホームグラウンドである「ゆめりあサッカー場」「ヤマハスタジアム」「エコパスタジアム」に足を運んで現地で観戦してきました。

私はJリーグのジュビロ磐田のサポーターでもありますが、なでしこリーグはJリーグとは違った面白さや驚きがあって新鮮な感じで試合を楽しんでます。

一番驚いたのは、選手とサポーターが非常に身近な関係でいること。

なでしこリーグの選手は、一般企業で働いている選手が多く、試合の応援にはその就職先の人達が応援に訪れる様子が見られ、SNSなどでその観戦報告を見かけることがあります。

その影響だと思うのですが、試合終了後などに選手とスタンドの観客が気軽に声を掛け合い、会話している様子を見かけます。これはJリーグではまず見られない光景なので、非常に驚きました。

またボニータは、試合の勝敗に関わらず、試合終了後、選手達が帰宅する来場者をハイタッチで見送ってくれます。試合に勝った時はまだしも、負けた時は選手もファンサービスは正直しんどいと思います。それでも笑顔を絶やさないボニータの選手達のサービス精神はスゴイと感心しました。

この「身近な存在の選手達」が、なでしこリーグの良さでもあると感じました。




前置きが長くなりましたが、そんなボニータの選手の戦いについて

遠征して、ボニータのアウェイゲームも観てみたい。

と思うようになりました。

ずっと遠征の機会をさぐっていたのですが、先日遂に行ってきました。

2023年7月2日 プレナスなでしこリーグ1部 第15節
「伊賀FCくノ一三重 vs 静岡SSUボニータ」

場所は、三重県鈴鹿市にある「三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿」です。

JFLの鈴鹿ポイントゲッターズも公式戦のホームゲームで使用しています。

試合の振り返りは、別でnote記事にしてますので、以下リンク先をご覧いただけると嬉しいです。

今回は、「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿」の旅をご紹介。


チケット購入

チケットは伊賀FCくノ一三重のホームページから購入します。

オンラインで購入可能です。しかも紙チケットでは無くQRコード!

ボニータは紙チケットなので、これは便利ですね。

前売り1200円なので、ボニータの前売り800円+発券手数料よりは高いですが、コンビニへ行って発券する手間が無いのは非常にGoodです。

マイカーで行こうとしたが・・・・

交通手段は「マイカー」または「公共交通機関」の選択肢があります。

最初は「マイカー」にしようと思っていました。「伊勢湾岸道と東名阪自動車道を通っていけば行けるな。」と思っていたんです。

ところが、事前にNEXCO中日本のホームページを確認した所、

「まじか・・・」

という情報が。

伊勢湾岸道が6月20日~7月14日までリニューアル工事を行っていることが判明。車線規制なので、通れなくはないんですが、渋滞する可能性が非常に高い。

万が一渋滞したら時間が読めなくなるので、止む無く公共交通機関で行くことにしました。

近鉄名古屋駅から白子駅へ

名古屋駅から近鉄で白子駅を目指します。近鉄は何度が利用したことはありますが、白子駅で下車するのは初めてです。

ちなみに白子駅は特急も止まる駅。
時間に余裕が無い時は特急も使えます。

今回は急行に乗っていきます。約50分の乗車時間です。

白子駅からコミュニティバスに乗る

近鉄白子駅で降りて改札口へ向かいます。白子駅内にはファミリーマートがあるので便利ですね。

ちなみに、鈴鹿サーキットへ向かう場合も白子駅を利用するようです。

近鉄白子駅改札口

改札を出たら向かって左側の「西出口」から出ます。

西出口から出る

西出口から出るとすぐ目の前にバス・タクシー乗り場があります。

バス・タクシー乗り場

2番乗り場へ向かいます。

2番乗り場

実は、問題はここからなんです。

鈴鹿市コミュニティバス(C-バス)を利用します。白子・平田線のイオンモール鈴鹿行きに乗るんですが、時刻表をご覧ください。

コミュニティバス:白子駅発時刻表

1~2時間に1本・・・。
便数が少ないんですよ。

この日のキックオフは16時でした。

15:00発でキックオフギリギリ間に合うくらい。
余裕持って行こうとすると、13:00発に乗ることになるんですが、現地で時間を持て余しそう・・・・。

「早めに行って、スタグルとか楽しめばいいじゃん。」

って声も聞こえてきそうですね。

確かに「普段なら」そうする所なんです。

しかしですね、この日の気温は35℃近い猛暑。初めて行く場所なので、涼めるところがあるかどうかも良くわかってませんでした。

この時刻表は出発前に確認しており、さらに猛暑だったので時間設定非常に迷ったんです。結果、時間ギリギリに着くのは慌ただしくなると判断し、早めの13:00発のバスに乗りました。

尚コミュニティバスの詳細については鈴鹿市のホームページに載っているのでリンクを貼っておきます。

バスは黄色を基調としたこじんまりとした可愛いバスです。

コミュニティバス(C-バス)

ちなみに、交通系ICカード(SUICAなど)が使えます!片道300円なんですが、交通系ICカードなら割引で片道270円で乗れます。

「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿ぐち」で降車

白子駅を出て住宅街を走って行きます。乗車時間は約25分。

三重交通G スポーツの杜 鈴鹿ぐち(バス停番号19番)で降ります。

「さあ着いたぞ・・・・って、ここどこだよ!」

降車場所は、のどかな田園風景が広がる

googleマップのストリートビューのリンクも貼っておきます。
こんな感じです。

この時バスを降りたのは、私一人だけ。

見渡す限りの田園風景の中に、キョロキョロする男が1人。

「寂しい・・・・。」

事前に「バス停から徒歩で約15分かかる」ということは調査済みでしたが、バス停から次にどっちに向かったらよいか、全く目印が無かったのでちょっと戸惑いました。

でもこういうときは、googleマップが本当に役立ちますね。歩く方向が判りました。便利な世の中ですなあ。

無料シャトルバス

実は、土日・祝日のみコミュニティバスのバス停から無料シャトルバス発着しているそうです。これに乗れば歩かなくていいんですが、残念なことに11:00~15:00の時間帯の運行が無いんです(泣)

もし無料シャトルバス検討される方は下記リンク先参照ください。

徒歩で現地に向かう

方向が判ったので、歩きます。
バス停近くの交差点から北へ歩きます。

北方向へ歩く

唯一の目印。途中の右手に(株)天名鉄工設備さんが見えます。

右手に見える(株)天名鉄工設備さん

ようやく前方に建屋らしきものが見えてきました。

前方に建屋らしきものが・・・

やっと左手に看板が出てきました。でも、この看板の道は正門ではなさそうなので、更に北進します。

左手に最初の看板が見える

森と田園が続く風景。しかもめちゃくちゃ暑い!
この道を歩いているのは私一人。でもこの道で間違いないんだ!
(でも寂しい・・・・)

ひたすら森と田園風景が続く

やっと、サッカー場の看板が見えました。この看板が見えたら左折します。

サッカー・ラグビー場の看板が見えたら左折

この看板とモニュメントが見える道から入場します。

看板とモニュメントが見える道から入場

到着!

バス停から徒歩15~20分はみておいた方が良いですね。

サッカー場に到着

スタジアム内に入場。
観戦はメインスタンドのみ。全席自由席です。

一応、座席はホームとアウェイに判れていますが、Jリーグのような緩衝帯はありませんでした。入場して左がホーム席、右がアウェイ席でした。

ピッチ全景
ピッチ全景
ピッチ全景

この日はとにかく暑かったんですよ。
公式記録では34.8℃。

早めに着いたのでメインスタンドに座って、試合前のピッチ上でのイベントを観ようと思いましたが、直射日光をもろに受けるのでメインスタンドから出て日陰に隠れていました。

日陰で涼んでいたら、伊賀FCのサポーターさんが私に声をかけてきて「こんにちは!今日はよろしくお願いします!」と笑顔で声をかけてくれました。こんな交流も嬉しいですよね。

帰りのコミュニティバス

試合が終わり、田園風景の道を15分程度かけて戻ります。

当然ですが帰りのコミュニティバスの便数も少ないです。

帰りのバス時刻表

18時頃試合終了だったので、18:34分発のバスに間に合うように急いでバス停に戻ったんですが、今度は予定時刻になってもバスが来ない・・・・。

夕刻の田園でバスを待つのは、なんとも言えない寂しさを感じました。

結局20分くらい遅れてバスがやって来ました。

バスの遅延も考慮して近鉄白子駅以降の電車時間に注意です。




コミュニティバスの本数が少なく、バスを降りてからそこそこ歩くのでアクセスが良いとは言い難いです。今回はマイカーではありませんでしたが、渋滞が無ければマイカーの方が行き易い場所かもしれません。

でも、道中いろいろ戸惑いつつも、初めて行く場所で、応援しているチームの試合を観るのは楽しいですね。

ジュビロとボニータ。今年アウェイ遠征が行ける機会があれば、また行って見たいです。ジュビロはJ1昇格、ボニータは1部残留争い脱出に向けて、後半戦は重要な戦いが続きますから。

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


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