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フリーランスだけど始業時間と終業時間を決めてみたら、なんだか毎日楽しくなった

目標とか願い事とかやりたいこととかを、ちまちまリストアップするのが無性に好きだ。でも最近、気がついた。ずらりと並んだリストを見ると、何から手をつけていいのかわからず茫然とするばかりで、結局何もしないし頭にすら入ってこない。選択肢が多すぎると選べない。わたし、そういえば、可愛すぎる雑貨屋と読みたいものが多すぎる本屋では、いつも何も買えない人だった。

それなら、ひとつずつ取り出して当面の目標にすればいい。数ある項目の中でひとつだけ取り出すなら何だろう。リストをにらんで考えてみた。わたしの幸せのために一番大事なこと、それは、追われずマイペースで楽しみながら仕事をすることだと思った。ここまではいい。でもどうやって実現すればいいのかわからない。仕事を断りまくるしか、方法がない気がする。そうなると、今から断り続けても10月までは忙しい日々が続く。それまで、わたしの安楽はないのだろうか。

ここでふと、ここ最近の自分を振り返ってみた。やる気が出なくてだらだらしている日が結構あった。ダウンして1日起きられず寝ながらiPhoneで執筆したり、アイデアが湧かなくていつまでも調べ物をしていたりもしていた。ストレスのあまり漫画を読み始めて夜更かししたり、寝不足でストレスフルだと出てくるじんましんに悩まされたりもしている。これらがなくなれば仕事はスムーズに進むのではないか。つまり、体調を整えストレスを減らせば、元気に晴れ晴れと楽しく仕事に集中でき、アイデアもサッと浮かび、短時間で終わって、時間に余裕が出るという好循環が起こるのではないか。
(本でこういうこと読んだけど、やっぱり自分で気づき直さないと、実行できないらしい)

とりあえず、睡眠だ。「睡眠時間を7時間取る」。これは前に成功しかけたことがある。7時間寝るぞと決心しても実行できない。「どうやって」を目標にする。23時に寝れば7時間を確保できる可能性が高い。そのためには22時に仕事を終えればいい。つまり、フリーランスになって初めて終業時間を定めてみた。

普段なら塾から帰って(※予備校講師もしている)、ご飯食べてぐったりして、いつまでもダラダラして、ようやく23時ごろにやらなきゃと起き上がってダラダラ仕事して1時を回ってしまっていた。だけど、22時までと決まれば、約1時間たらずに何ができるか考えるようになり、昨日は、だらだらに打ち勝ち、億劫な書類仕事を終えることができた。22時から23時までは自由時間だ。お風呂行って、残った時間は布団でゴロゴロしながら読書をし、眠くなったら寝る。

これだよこれ。何だか楽しい!

いっそ、始業時間も決めてしまったらどうだろうと思い、9時に定めてみた。いつも起きるのは6時から7時の間だ。いつもならダラダラ仕事を始めて、途中で気が散って、横道に逸れて、うだうだして時間が経ってしまうのに、今日は違った。9時までは自由時間だと思ったら「さあ何をしよう」とワクワクした。とりあえず、ヨドバシドットコムで文房具をあれこれ眺めて、にじまない蛍光ペンとお気に入りの0.38mmボールペンの替芯をカートに入れた。楽しい。(もうすこしまとまったら注文する。出かける用事があれば店で買う)

7時間睡眠もできたし、仕事も進んだし、自由時間も取れたし、いいことづくめである。だいたいわたしはいつも「休んでない」と思い込みがちなので、「ほーら!休み時間だよー!!」って大袈裟に自分に声高らかに宣告してちょうどいいのかもしれない。ああ今わたし遊んでる!と自分に言い聞かせながら遊んだほうがいいのかもしれない。

これを「休暇」に応用できればいいけど。きっと、しっかり休みの日を作ったら仕事の効率も上がって良い循環になるのだろうな。今の大型仕事が2つかたづいたら、やってみようと思う。

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