【台湾珈琲を楽しむ】コーヒー農園体験記vol.2-阿里山コーヒー農園へ
台北から新幹線とバスで約3時間。ここは台中の阿里山です。お茶やコーヒーの生産が行われているエリアです。台北から離れ1300㍍ほどの山ですので寒暖差があり、ダウンジャケットが必要です。この日は15℃前後ほど、恐らく温かい日だったと思われます。
台北駅に8時集合、出発してから約4時間越え。
バス到着後、広大な景色と綺麗な空気に包まれました。
一目見て
ここ好き と思いました。
阿里山コーヒー農園(鄒築園觀光農園)は観光農園です。
この一帯は、コーヒー豆とお茶の産地となっています。
コーヒー農園も数多くある中で、私たち(社長&社内スタッフ数名)が参加したのは、HISさんのオプショナルツアーでした。↓
当日であった参加者の方々、コーヒー好きさんから私たちのようなコーヒーを職業とする方など様々でした。集まったのは20数名ほど。台湾珈琲農園の見学ツアーで日本語ガイドを務めた、HISの林(りん)さん。台湾人の方ですが日本語がペラペラ、さらにカフェ巡りが大好きで自家焙煎するほどのコーヒー好きでした。
このツアー自体もHISさん初の試みという事でした。オプショナルツアーとしてはかなり高額のツアー代金…(;^_^Aにもかかわらず沢山の方が集まったという事を林さんも驚いていました。台湾には沢山の観光農園があるのでこれからも色々なツアーが提案されることも期待できるとの事…
これは嬉しいですね。
阿里山コーヒー農園(鄒築園觀光農園)ってこんな雰囲気です。
嘉義県阿里山にある農園で標高は1300㍍。数多くの高品質コーヒーを生産しています。コーヒー畑とお茶畑があり、コーヒーの木の品種は、30~40種類ほど。約6000本の木があります。広さは、15000坪、東京ドームをもう少し広くしたほどのエリアです。
カフェと洋蘭農園が併設されています。
カフェでは飲食の他、コーヒー豆やドリップバッグも販売されています。
体験施設の道路を挟んで向かい側の山全体がお茶畑と珈琲農園に。
お天気がよく気持ちよかったのでここでランチ
休憩後、約2時間の体験ツアーが始まります。
阿里山コーヒー農園(鄒築園觀光農園)施設エリアの雰囲気
体験ツアー開始まで施設エリアを散策
無造作に生えている珈琲の木。品種は何かな?
お花が大きくて生き生き
欄でしょうか?
花好きにはたまりません。
ツツジを大きくしたようなお花。
コーヒーチェリーを発見。品種も記載されています。これだけ多くのチェリーを一度に見れるとは…これは貴重です。( *´艸`)
阿里山コーヒー農園(鄒築園觀光農園)のオーナーの方政倫(ファンジョンルン)さん
原住民の鄒(ツォウ)族出身で阿里山コーヒー王子と呼ばれている有名な方です。コーヒー豆を評価する国際的機関「コーヒー品質協会(CQI)」認定の鑑定士、世界では2018年にアジアンコーヒーコンテスト(Asian Coffee Annual Conference)でコーヒー焙煎のダブルグランプリを受賞した経歴を持つアジア№1のコーヒー鑑定士とも呼ばれています。
農園主であり、コーヒーの品種改良などの研究も熱心に行い、精製の過程でも珈琲の味づくりを。更に焙煎から1杯のカップ提供まで抽出も試行錯誤。カフェを経営し消費者目線で美味しいコーヒーづくりに携わっているオーナーさんです。実際に会ったのはこちらの農園でが初めてで日本では、リモートでお話をお伺いした事がありました。コーヒーが好きだとわかるお話で明るい雰囲気、とても親近感がわきました。
阿里山コーヒー農園(鄒築園觀光農園)体験ツアー内容
コーヒー農園の試験栽培エリアを見学
管理設備やシステムの解説
精製処理施設での精製方法の案内
カッピング体験
質疑応答
わずか2時間の体験にて盛りだくさんの内容でした。阿里山コーヒー農園での体験記は次回よりじーっくりお話しますね。
次回は、試験栽培エリアの見学です。
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