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「学びと実践」を、自力でつくってみたい中高生、いる?  企画&農業&再エネ、神戸で一緒に挑戦しよう!

”やらされる、他人事の社会課題”とかって、もう、よくない? 自分がもっと楽しく幸せに生きていける場所を、自分たちでつくる。そこから始めよう!

…というわけで、2021年からぼちぼちやってきた、中高生が自己課題からオリジナルの企画を立て、様々な社会人(地域のコーディネーターやNPOや市役所や企業の人とか)とチームになって実際に本当にやってみる「ワガママSDGs」。

今年はもう一歩進んで、「活動資金作り」や「活動場作り」から、自分たちでつくってみるプロジェクトを開始します。その、大きな4つの挑戦とは。




■ 4つの挑戦

▷① 神戸市内に、放置竹林や稲わらで、教室をつくれるか?/with 宮大工さん

活動拠点として、床と屋根は、やっぱり欲しいよね。じゃあ、どんなのだったら、みんながいちばん楽しい? ここにある素材を使って、どんなのができるだろう? …ということを、考えながらつくっていきます。

たとえば、神戸市には、実は西区と北区に700棟以上、かやぶき屋根の家があったりするらしい。そんなのも作れるかもしれないし、あるいはひょっとしたら…

<インドネシア・スンバ島の家>
<バリ島・グリーンスクールの校舎>

こんなのができちゃうかもしれない。私たちと一緒に考えてくださるのは、物理学の研究をしていたら宮大工になってしまった、きつねもり代表・菅野勝友さん。鎌倉時代まで主流だった、槍がんなの使い手でもあります。

<宮大工・菅野勝友さん>


▷② 耕作放棄地で、食べるものと稼ぎをつくれるか?/with 農家さん

ビジネスとは、もっとも単純に言うと、利益を上げることだ。利益を上げるからこそ、「みんながもっと幸せになる」事業を継続できる。そんな利益を上げるためには、その事業自体が、みんなを幸せにし続ける価値を社会に生み出す構造になっていないといけない(ビジネススキームというやつだ)。

…なんて頭で考える前に、いちばんの「価値」=食べるものを、自分たちでゼロからつくってみるプロジェクト。なんせ、食べるものがないと死んじゃうからね。たとえばお米とか。

<リベルタ学舎のお米作り「農業丁稚」は2年目>


というわけで、今回のプロジェクトの場を提供してくださる、平安時代から続く14代目の農家さんに教えていただきながら、いまは何も価値を生まない耕作放棄地にみんなで手を入れて、(時期的にお米でなく)野菜をつくってみるのがいいんじゃないかと思っています。

<「神戸米マン」として身を挺して農を拡げる活動をする、農家・小池潤さん>

野菜を収穫して売っていいんだぜ! なんなら加工してもいいんだぜ! なんならお米をつかった商品やサービスを考えてもいいんだぜ! なんなら米粉も使えるぜ!!! みんなの知恵と力で、大いに稼ごうではないか。


▷③ 竹や籾殻や太陽や自然エネルギーで、暮らしをつくれるか?/with 再エネ企業さん

遠い国の地中深くから、数億年とか数千年前に死んだ恐竜の死体からできた黒い液体を引っ張り出してきて、わざわざ船に乗せて車に乗せて遠くまでもってこなくても、昔話のように、生活圏で、そこそこのエネルギーを確保することができるんじゃないか?

そんなチャレンジをしている、再生エネルギー企業「シン・エナジー株式会社」と一緒に、今回のプロジェクト地域でどんなことができそうか考えながらやってみるぞ!

この会社は「社員」ではなく「地球防衛軍の隊員」なのだよ!>

「地球防衛軍」には、日本各地で、再生エネルギーに取り組んでいるツワモノがたくさん。淡路島でそこにある資源で電気を創って使う仕組み作りにチャレンジしてた20代女性(放置竹林も、見方を変えればバイオマス資源らしい!)、元プロのラグビー選手で温泉地の地熱発電などにも取り組む40代男性…。彼らの知恵と力と筋力と合わせて、新しい里山モデルを生み出したりするかも!


▷④「やってみたいこと」見つけたら、社会人とチームを組んでやってみる!/with 実践サポーター

そんな活動をしているうち、あるいはそもそも胸に秘めていた、まったく新しい企画が思い浮かんだら? やってみよう! どんなアイデアも大歓迎!やってみたい思いを、企画から実践まで、プロのコーディネーターが火をつけたりサポートしたりします。

合言葉は、「社会課題解決より前に、自分を幸せにしよう!」

ワガママSDGsは、今年で3年目に突入!>

企画のつくり方は、実際に起業家で大学でもビジネスプラン構築を教える講師がサポート。実現するために、大学生や大学教授、神戸市役所のひと、兵庫県のひと、いろんな企業の社長さんや社員さん、NPOさん…などなどとチームをつくり、実現にたどり着くまで、「なんだかよくわからないこと」をみんなで実現してきた協働コーディネーターがサポート。


…そんな、4つのチャレンジをしてみるプロジェクトです。


■ プロジェクトの流れ

▷9月:体験&リサーチ&ヒアリング
最初の1ヶ月はとにかく現場を知ることを目的に、農場での農作業をしつつ、農家さんや地域住民の方々の話を聞くなどして情報を収集。ここで収集した情報を元に、残りの期間で取り組むことを企画していきます。

9月以降は、月に2回の現場体験と、オンラインツールを活用したミーティング(週1程度)をベースに進めます。

▷10月〜11月:とにかく1回やってみる
この期間は「とにかく1回やってみる」を目標に、企画&実践。

▷12月:もう一度、やってみる
「1回やってみた」で終わらず、その1回から何を学び、どのようにすればもっとうまくいくのか、と考えるチャンス! なので、12月はこれまでの経験を活かして再度チャレンジする期間として設定。

▷1月:成果発表・共有
これまでの実践からどのような成果が上がったのかを整理し、神戸市をはじめ行政やこれまで関わってくれた方々に共有。政策提言や新たなビジネスモデルの提案など、さらに多くの人を巻き込むための「カタチ」にしていきます。

★農場所在地:「小池農園こめハウス」(神戸市西区櫨谷町池谷766)
地下鉄西神中央駅から徒歩20分
(西神中央駅は、三宮から市営地下鉄で33分)

<小池農園さんの農地は、なんと甲子園球場11個分!>


■ 9/3(日)夕方、キックオフBBQ!

当日はまだ暑いことが予想されるので、昼過ぎから夜にかけて顔合わせと、BBQをします。

<予定>
14時30分:西神中央駅集合、小池農園さんに移動
15時~:地域をフィールドワーク
16時~:小池さんから話を聞く
17時~:みんなでBBQ準備
18時~:BBQ
19時半頃 解散


■ お申込フォーム

こちらから、お申込ください→ <https://activo.jp/articles/99285>

お問い合わせ:一般社団法人リベルタ学舎ワガママSDGs事務局
jibun@lgaku.com


●この事業は、神戸市の令和5年度「CO+CREATION KOBE Project」(民間提案型事業促進制度)に選定されています。

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