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私が保険屋を辞めたわけ

私は元保険屋さんです。
保険の仕事は好きでした。
だけど辞めるしかなくて、辞めました。
今回はそのことについて書いていきます~(^^)


保険の仕事に就いたわけ


私は保険の知識ゼロ!
未経験で保険の仕事に就いています。

なぜ保険の仕事に就いたの?
保険ってノルマとか、大変そうじゃない?
不安じゃなかった?

よく人にそう聞かれます。

正直に言うと、
”保険の仕事に就きたくて就いたわけではありません”
”仕方なく”
保険の仕事に就きました。

でも、勘違いしないでください!

保険の仕事が嫌いなわけではありません!
いざ働いてみると、とても楽しかったんです!



就職先が決まらない


当時、私は上の子を妊娠して仕事を辞めて無職でした。
まだ産休育休が浸透しきってない時代だったので、
妊娠したら辞めないといけない風潮の会社だったの(´;ω;`)

息子が1歳になったと同時に、就職活動をスタート!

しかし当時は旦那が激務で、仕事が休みづらい状況でした。
私の代わりに休むなんてことは絶対にしてくれない環境。

だから私は働けたとしても、パート必須。
そして、その時は周りに頼れる人がいませんでした。


なので保育園が休みの日曜日・祝日は休まないといけない。

私は大した資格も持っていないし
特別な能力があるわけもない…
それなのに日曜祝日は休まないといけない。
それに加えて子どもが小さく、休むことも多い。

そんないまいちな条件の私を雇ってくれるところなんて
あるわけないじゃないですか(^^;


再就職は難航しました。

「お子さんが小さいと、お休みされる回数も多いでしょ」
「お若いから、二人目を考えて産休とかなるかもだし」

こんな理由で断られた場所もあります。
小さい子どもを育てながら就職先を探すのって
本当に大変なんだなと実感しました(´;ω;`)

小さな保険代理店

そんな私を雇ってくれたのは
パソコンが苦手なおじさま方が営業する
小さな保険代理店でした。

募集しているのは「保険事務員」

事務員と言っても、
事務だけしていればいいわけではあるまい。
きっとそこで保険は加入しないといけないし、
もしかしたら営業の手伝いもさせられるかもしれない…

もちろん不安でした。
だけど保険というだけで、競争率が下がるんです。
みんな同じ不安があって、なかなか門を叩けないから。

土祝日は休みだし、早退もOKって書かれてるし。
当時はとにかく家計にも困っていたので(~_~;)
ここで働くしかない!
選んでいられない状況だったんです。

こうして私は「保険事務員」として
小さな代理店にパートとして入社したのであります。

保険の仕事に就いたわけ…
それは、仕方なくだったんです(;'∀')


保険屋を転々と


ひとつめ、リストラ


いざ保険屋で働くことになると…
やはり、大変でした(^^;

でも保険って資格がないと販売できないんです。
なので最初は勉強しながら、雑用をしていました。

ちょっとした書類をお客さんの職場や
保険の本社に取りに行ったりですね。

それ以外の時間は
保険の資格を取るために勉強をしていました。

保険の資格の勉強は楽しいものでした。
保険って身近な存在じゃないですか?
だから、こういう意味があったんだ!
こんな便利な保障なんだ!って、わかると嬉しかった。

試験も無事に一発合格。
でもそこから、営業の仕事にも駆り出されました(笑)
もちろん業務時間内で終わるようにはしてくれていましたが
車の事故現場の同行は、結構ハラハラしました。

たくさん勉強をさせていただいた
最初の保険代理店なのですが…

業績が悪くて(;'∀')
私と、一緒に働いていた事務のおばさま二人
なんと入社三カ月でリストラされてしまいました(笑)

ふたりで文句言いまくって去りました…(^^;

ちなみにこの代理店はもう営業していません。
廃止したみたいです(~_~;)


ふたつめ、マタハラ


資格を持っているお陰で
次の職場は期間をあけることなく決まりました。
その点は、最初の代理店に本当に感謝です。
お金をいただきながら資格を取らせていただいたのですから…

次の職場も、保険代理店です。
入ってから社長がすげぇパワハラだと知りました。
そして営業さんがどんどん辞めていきました。

私は保険事務員として入りましたが…
営業さんがついにみんないなくなってしまいまして(^^;

結局、私が営業として働くことになりました。
15時まででいいから!と、言われてね。

でもありがたいことに、営業の楽しさを知りました。


パートなのに、たくさんの方が私を指名してくれました。
パートだから時間に無理がきかないのに、わざわざ!

「あなた嫌味がないから」
「話しやすいから」
「押し売り感がなくていいから」

そんな感じで(笑)
シャイなお客様からの指示が多かったかな(^^;

私の提案がお客様のためになる
お客様が喜んでくれる
保険に救われるのを目の当たりにする。

人生の勉強にもなりましたね(^^)

ここで働いて1年半頃、妊娠しました。

妊娠したことを、社長にめちゃくちゃ責められました。

事前に報告しろとか(キモいわ)
次の営業が見つかったら辞めてもらうとか

結局、流産してしまったのですが(´;ω;`)

「なら戻ってくるよね?」
と、社長から言われたのですが
「退職します」と伝えました(笑)

マタハラ社長の下でなんて、もう働けません。


みっつめ、DQNと限界


次の職場も、資格のお陰で即決まりました。
またまた保険代理店で、保険事務の募集でした。

保険事務として入ったものの
営業経験があるのがバレましたので(笑)

まぁすぐ営業にコンバートされます。
というか、営業も事務もしちゃう
社長的にはコスパのいいパートですよね(^^;

ありがたいことに、
以前の職場でお客さんだった方が
わざわざ連絡をくれて、私から契約してくれることが多々!

本当にうれしかった~(^^)

でも私、限界を感じていました。

職場にDQNがいて(笑)
腰下まであるロン毛をくくりもしてなくて
ヒジキみたいなまつ毛してて、ネイルがくそ長くて
もうなんていうか、見た目すげぇヤンキーなんですけど
40代だったんですよ(;´∀`)

もうその人と価値観とかまったく合わなくて!
話したくないけど話しかけてくるし、
一緒に働くのしんどいなぁって思ってたの…


あと、お客さんを無下にできなかった。
仕事の定時を過ぎることが多々あったんです。

息子の保育園のお迎えの時間も、まばらになっていました。

どうしてもお客さんの対応をしたくて
遅くなる時は、旦那の実家にお迎えをお願いしていました。
(この時は義実家の近所に引っ越してたので、わりとお願いできたんです)

でもある日、
義母から動画が送られてきました。

息子が義実家の玄関ドアのそばに立っていて
「ママはやく帰ってこ~い」って呟いてたの。

義母に悪気があったわけではなく
「こんなこと言ってるよ~」って単純な報告だったんだろうけど。

すごくショックでした。

私、仕事してていいの?
息子が寂しがってるのに、仕事優先でいいの?

すごーく考えさせられました。

だから辞めました。
営業してたら、パートの時間内じゃ難しい。
完璧な対応ができない。
お客様にも失礼かもしれない、もう辞めよう。
DQNからも離れたいし(笑)

そして私は保険の仕事を辞めたんです。


だけど保険は好き


結局、保険の仕事はトータルで4年続けました。

その後は一般事務員となり
無事に2人目を妊娠・出産し(育休も取った)
今はその仕事も辞め、フリーランスとして働いています!

辞めたものの
私は保険のことは好きなので
まだ資格は更新しているし、保険の勉強も続けています。

毎年中身が微妙に変わっていく保険…
奥深くて面白いです。

今も保険について詳しくない方
保険が苦手な方の力になりたくて
定期的にメルマガで保険のことを配信してみたり
保険のコンテンツを出しています!

ぜひ保険が苦手って方がいれば
やさしくマイルドに作っているので
試しに読んでみてくださいね(⌒∇⌒)


最後までお読みいただき
ありがとうございました!!!


カナヤ


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