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絵本屋さんのはじめかた

絵本を売るのは楽しい

こんにちは、絵本専門の古書店「えほん 月波や」を経営しています。
最初は古本屋をやってみたいと思っていたのですが、現在、本屋さんも壊滅的ですし、お値段が安い古本にしてもなかなか販売はむつかしいのが現状です。
本格的に古本屋組合に入って、古書のやりとりをするなら、月に相当の金額の組合費が必要だったりしますので、何かに特化した古本屋にならないとやっていけません。それでも難しいのですが・・・・
そんなことで、私が考えてのが、小学校も近いし、中学校、高校の通学路にあると言うメリットも考えて、中古絵本の専門店にしようと思ったのです。
で、お客さんがゆったりできるような空間を作って、特に育児中のお母さんやお父さんが子どもを遊ばせながら絵本が選べるような空間作りをしました。
そんなコンセプトで店作りをしたので、自分で言うのもなんですが、日本で一番、お客さんの平均滞在時間が長い店(推定)になりました。
小学生や中学生、絵本好きな人たちがやってきて、楽しい空間になったのです。
絵本好きの方から、「楽しそうですね。私もやってみたい」と言うお話もちらほらいただくので、そこのところを紹介します。

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絵本屋さんのはじめ方

中古絵本屋を始めるのは結構簡単です。
まず、販売する場所を決めてください。その住所が決まったら、最寄りの警察署に行って、「古物商」の申請をしてください。古物商の中でも「書籍商」のカテゴリーで申請です。大体40日くらいで申請がおります。
その間に、お店の開店準備です。改装したりカフェを併設するならそのための「食品衛生管理者」の資格研修や保健所への届出、消防署の検査も必要です。
絵本の仕入れですが、私の場合はインターネットのオークションサイトを利用しました。ある程度の冊数があって、一冊あたりの値段と販売予定価格を勘案しながら競り落としました。状態は写真で確認する必要がありますので賭けの部分があります。
その際、注意しなくてはいけないのが、「こどものとも」「かがくのとも」などの普及板が混ざっていないかの確認です。そもそも売りにくいですし、名前が書いてある場合がありますので注意が必要です。


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で、絵本屋は儲かるのか?

みなさんご想像のとおり絵本屋は儲かりません。うちも毎月赤字です。
じゃあなんで続けるの?と言う話なんですが、純粋に楽しいとしか言いようがないのです。
まず、絵本屋に来る人はいいひとが多いです。もう断言します。全員いい人!
子どもたちもいい子ばっかり。これが、他の仕事ならそうは行きません。来て欲しくないお客様にも笑顔でスマイル(同じ)しないといけないけど、絵本屋はみんな笑顔!最高!
あと、知り合いが増えてお話に来てくれます。飲食業でないので来てもお金がかからない。ツーか、こっちがコーヒー出します。忙しくないので、長い話も相談事もオッケーです。

これならいける絵本屋プラン

今から開業する人におすすめの中古絵本屋プランをあなただけにお教えします。
気のあった仲間の数人が運営することで時間的な負担を減らします。
まず、同じ目的を持つ複数の人と始めましょう。読み聞かせの会などのメンバーだと最高です。あるいは、お子さんが友だち同士のママ会などでです。みんなでやれば大丈夫!
眺めのいいのんびりできるとこで癒されよう
店舗はできる限り安いところがいいです。空き家の活用とかも考えてください。家賃は安ければ安いほどいいです。立地も繁華街や商店街でない方がいいと思います。目指してこないと難しい場所です。風景がいいと最高ですね。
絵本以外の楽しいことを企画しよう
飲食業ができるようにしてください。絵本だけでは収入になりません。手作り雑貨などを置くのもいいかもしれません。
読み聞かせ会や女子会イベント、クリスマス会や新年会なんかを定期的に行ってください。

絵本でつながろう

絵本でお金もうけはできません。それよりも、絵本を中心に置くことで、自分たちも友だちも、お客さんも子どもたちも、それぞれが楽しく過ごせる空間を作ることを目指してください。
その空間でいろいろなことが起こるでしょう。それを楽しもう、共有しよう、成長しようという気持ちが一番大事だと思うのです。
その気になったら私にご相談ください。

えほん 月波や 絵本屋開業コンサルタント

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子育て中の親御さんや子どもたちに喜んでもらおうと「童クラブ」をはじめた道楽うどんさんにも協力させていただきました。

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豊後高田で古書店「えほん月波や」やってます。 http://tsukinamiya879.com/ SNSで書くと、整理できなくなってしまうので、このスペースでいろいろ書いちゃいます。 https://www.facebook.com/michinori.kanaya

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