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50歳台の写真撮影

焦点距離年齢説というのがあるらしい。
それぞれの年齢によって、使いやすい焦点距離(35mm)があるという意味だ。
例えば、28mm とか24mmなんかは、雑踏の中ですれ違いざまにスナップを撮ったりしていた、というかそんなことができるような、ガツガツした年齢に似合うレンズということらしい。でも、最近はそんなことしたらいろいろと問題がある様子。

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20歳台や30歳台は確かにそんな写真ばかり撮ってたような気もする。
で、現在は56歳。
昔の標準レンズは50mmとか55mmが標準装備されていた。
今ではほとんどズームレンズなので、あまり50mm付近は使わない。だいたい、ズームの両端を使ってしまいがちだ。
しかし、この50mmレンズというのは侮れない。撮り方一つで、広角的にも望遠的に使える。
絞りと被写体との距離感の知識があればの話だけど。

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50mmから55mmの標準レンズには名レンズが多い。
Elmar 50mm F3.5とか ROKKOR 55mm とかF1.7エクター50ミリf3.5とか・・・キャノンとかニコンはもちろんいっぱいあるけど、あの界隈はあえて避けている。
フイルムカメラ使っていると、デジカメみたいに何枚も撮れないし、失敗したらおしまい。その結果、写真を撮るリズム感も全然違う。
今の人にはわかんないかもしれない。

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でも、そんな不自由なリズムでの撮影は、50mmが似合う。
いろいろ思い出していたら、久しぶりに写真撮りに行きたくなってきた。
今、手元にあるのはローライ35とレチナで、露出計もついてないようなクラッシックカメラ。
なんでもきれいに撮れちゃうカメラじゃないけど、それもいい。

アップした写真は、たぶんリコーオートハーフ。オリンパスペンでの撮影かもしんない。いい加減ですなぁ。25mmレンズのハーフサイズで、だいたい50mm相当。

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