親が脊柱管狭窄症になって、理学療法士として考えたこと。
こんにちは!かなとです!
現在ピラティスインストラクターとして活動している私ですが、病院を退職してピラティスインストラクターになろうとキッカケをお伝えできればと思います。
親が脊柱管狭窄症になった時に考えたこと
私が理学療法士一年目の頃、親が脊柱管狭窄症になりました。
私の地元は北海道なのですが、就職先は茨城県だったので電話で症状や病院に行った話を聞きました。
「腰が痛いってよりは、お尻からくるぶしにかけて痛むんだよね」
病院では、痛み止めをもらい様子をみるよう言われたとのこと。
脊柱管狭窄症は、腰椎が前弯することにより神経の出口である脊柱管が狭くなり、神経を圧迫してしまう病気のこと。
「あまりにも症状が続く場合は手術を考えてもいいって先生に言われた」と。
これを聞いた時に率直に思ったことは、”手術はしないで欲しい”です。
※これは息子としての本音です。理学療法士としてではありません。
手術は症状が楽になる人も多くいますが、その反面稀に症状がスッキリしない場合もあります。
特に脊柱管狭窄症の場合は、背骨を固定するような手術が多く、元の症状が改善しても固定された周囲の脊柱管が二次的に不調を引き起こすこともあります。
皆さんもできることなら手術はしたくないはずです。
そこで脊柱管狭窄症では、どんな姿勢が良くないのか、どんなトレーニングやストレッチ良いのかなど電話で伝えました。
YouTubeでわかりやすいトレーニング動画などを教えたこともありました。(オガトレさんや今の職場のオーナーである吉田さんのYouTubeなど。)
私の親は、コツコツ運動やストレッチを継続し、だんだんと症状は良くなっていきました。
今でもセルフケアを続け、腰や足の調子は問題ないとのこと。
この時に、専門的な知識を持つ人が身近にいること・セルフケアを継続することが重要だと再認識しました。
その後、私も少しづつ経験を積み、外来で整形疾患を多く診ている時に、予防分野で活躍したいと考えるようになりました。
また、”手術しなくても良い体づくり”をサポートしたいと思い、SNSでの情報発信や病院外での活動を始め、今に至ります。
重要なのは、知識とセルフケア
親が自分で症状を改善できた理由として、
1、専門的な知識を持つ人が身近にいた
2、真面目にコツコツとセルフケアしていた
この2点が良かった点だなと思います。
私が理学療法士で疾患に対する知識があったため、ある程度のアドバイスや効果的な運動を伝えられることができました。
最近では、インスタやYouTubeなどで疾患に合わせた動画などもあるので、それをみるのも良いと思います!
症状が強い場合は、病院で診てもらうことが一番だと思います。
病院に行くほどではないという方は、体の専門家がいる整体やピラティススタジオに行くのも良いと思います。
私が働いているn pilatesでは、理学療法士が多数働いています。
最近では理学療法士がピラティスインストラクターとして働いている店舗が増えてきました。
腰痛や肩の痛みなどで悩んでいる方は、一度体験で行ってみるのも良いのではないでしょうか?
ちなみに私の職場はこちらです!
後は、トレーニングやストレッチをコツコツ継続することが大事です!
いかに自分の体のことを考えて、トレーニングやストレッチを継続できるかが重要です。
自分で継続できる方は問題ないですが、一人だと難しいという方はジムやピラティススタジオなどに通うのがオススメです!
予防するにはピラティスが良いと思う理由
最後に私が予防としてピラティスを選んだ理由をお話しします。
私の親のように症状がある場合は、危機感もあるためより体に気遣おうとすると思いますが、
まだ症状もない方が、「予防のために運動しよう!」という方は少ないと思います。
その中で私は、
勝手に予防になっている
状態が一番だと思います。
ピラティスは姿勢を良くする・体をキレイにするのが得意な運動です。
ピラティスに通っている方で多いのは、「反り腰を治したい」「猫背を治したい」という方が多くいらしゃいます。
「美しくキレイな体を目指していたら、体の調子も良くなってきた」
これが私の理想系です。
その理想を叶えられるのがピラティスだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
インスタでは、専門的な内容から簡単なエクササイズ動画まで投稿していますのでぜひ!
https://www.instagram.com/kanato_pt/?hl=ja
ではまた!
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