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感謝

こんにちは!
今井海那都です。

現在モンゴルで二シーズン目をプレーさせてもらってます。
サポート、応援してくださる方々や、親、友人、自分を雇ってくれてるチームなどなど様々な方々にサポートしていただき、今の自分があり、二シーズンモンゴルでサッカーをさせて頂いています。

正直海外でサッカーをしていると、突如考えられない事が起きることが多々あります。

しかし、その経験を通して感謝について学べたこと、改めて感謝するという気持ちを持てたことをお話ししていきます。
(今回は一つに絞りチームについて書いていきます。)


昨シーズンが終わり、僕が所属するモンゴルのチームは後期ニ部リーグ全勝という結果で一部に昇格することができました。
自分としても外国人助っ人として最低限の役割はできたかなと思い、個人としては満足いく結果ではありませんでしたが、昇格というノルマを達成しました。

その中で迎えた一部リーグ開幕二、三週間前のことです。
チームマネージャーから監督が新しく外国人監督に変わり、外国人助っ人もどうなるかわからない、と言われ頭が真っ白になりました。
移籍window(移籍期限)はすでに中盤に差し掛かり、他のチームは続々と外人選手が決まっている中での連絡。
正直僕自身は

「二部を全勝してチームを昇格させたのにこんな扱いされるのか、移籍したい」

という気持ちになったものの他のチームに連絡を入れてももう外人は決まったなど国内移籍は厳しい状態になりつつありました。

苛立つ気持ちを抑えながらも昨シーズン同じチームでプレーし僕自身に外国人とはを教えてくださった方に相談のお電話をさせてもらい少しお話させてもらいました。
僕の気持ちも理解して頂いた上で、色々言葉をかけて頂き、その中で一番心の中で残った言葉が

「俺らはチームに雇われている側。
サッカーだけで生活できる環境を与えてくれている。腹立つ気持ちもわかるけど、まずはその         感謝の気持ちを忘れずやり続けて頑張ろう」

自分の置かれた状況をネガティブにしか捉えられず文句や不満を口にしていた僕に、改めて一番大切なことを教えてくださいました。

その後、他の選択肢も持ちながら、海外でサッカーをできる環境を与えてくれているチームに感謝の気持ちを待ちプレーで恩返しできるよう日々生活、トレーニングしベクトルを自分に向け直し、新監督が合流してからの練習も自分にフォーカスし続け、チームとも契約更新し、開幕戦スタメンフル出場することができました。

あの時改めて感謝という気持ちを持てなかったら、自分にベクトルを向けれてなかったら、正直状況は変わっていたかもしれません。

誰かのためにやることが一番力が発揮できる

この言葉を僕はどこかで聞いてから心の中に残っており、実際昨シーズン体感することができました。

もちろん、海外で生活する上で今も不満に思う事は多々あります。
その中でどんなに自分にベクトルを向けれるか、感謝の気持ちを持ってプレーし続けるかがどれだけ自分をプレイヤー、人として成長させてくれるのかを再認識できた出来事でした。

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