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NHK大河ドラマ『#青天を衝け』 #草彅剛 さんの徳川慶喜公が本物すぎる件

毎週、楽しみにみております。NHK大河ドラマ「青天を衝け」。
埼玉県深谷が生んだ英雄「渋沢栄一」のお話です😆

渋沢栄一さんは、だいぶ変わった人生を歩んでおりまして、元々は尊王攘夷派の志士であり鎖国をしていた徳川幕府の開国に反対しておりました。それが縁あって、草彅剛さん演じる徳川慶喜公に仕えることとなり一転して佐幕派に。そして、当時の日本では考えらないのですが、農村出身でありながらフランスのパリで開かれる万国博覧会に行く事になります。

これだけでも、胸アツな話だんべ!

この出向を命じたのは、徳川慶喜公とドラマではされております。御三卿という将軍家に最も近い家柄ながら、能力のあるものを引き立て家来にしただけでなく海外に出向。当時では、とても新しい考え方です。

この徳川慶喜公。だいぶ変わってはいるが優秀な人物とされております。そして幕末を生き延び、近代(明治末期)まで存命しておりまして、私が小さいときに、東京新宿に住んでいる叔父さんの家に遊びに行ったときは、日本橋を歩いていた徳川慶喜公を見たことがあると話していたお爺さんがおりました。最後の将軍と聞きますと、もう伝説の人になってしまいますが、

私の中では近代『徳川慶喜公』というよりは、現代『徳川慶喜さん』に近い人です。

そんな慶喜さんですが、大河ドラマでも、当然、渋沢栄一と絡むシーンが数多く演じられており主役級です。ですので、オープニングの出演者の名前が出るところでは、富嶽三十六景を思わせる波のシーンに合わせて、ドドーーンと出てきます。ここ、大好き!💓

さすがは東照大権現(徳川家康)さま。すばらしいツイートです。

最初この出演者の紹介シーンを見たときは、えらくカッコイイので、これはものすごい豪傑な慶喜さんになってしまうのかなと思いましたが、草彅剛さんの演じる慶喜さんは、私のイメージする慶喜公そのものです。

NHKの公式Twitterの1枚。父親の水戸藩主 徳川斉昭公(竹中直人さん)とのお写真ですが、実際もこんな感じだったのではと思わせる雰囲気です。

慶喜さんは、当時の状況を考えますと、よほどの事でなければ徳川将軍を引き受けるなんてことはできません。場合によって、自分の命が危ういですからね。しかも、その後に幕府を本気で立て直そうとしていたので、懐の深い静か人だけど、目の中に力のある知的な武将。しかし、時には父親ゆずりの烈火のごとく相手を叱ることもでき、その場を鎮める能力にもたけた方と想像しています。

間違いなく歴代将軍の中で『名君』の一人です

この方がいなければ、日本はひどい内戦になり江戸は焼け落ち、外国に食い物にされていた可能性が大いにあります。

そして、明治まで生き抜かれたので、正確な資料もいっぱいあります。なんなら、本人にお会いした方が生きている可能性もあります。

このような途方もない方を、草彅剛さんはどのように演じるのかなと楽しみでした。そうしたら、完ぺきな役作り。

NHKの技術もすごいと思いますが、やはり草彅さん自身から出るオーラを感じます。このような将軍が目の前にいたら「上様!なにとぞお話を!!」と、いう方も大勢出てくるでしょう。

あと、意外に『ちょんまげ』が似合いますよね。すごく良いです✨

烈公のような過激さも持ちつつも、親しかった仲間は次々に亡くなっていくにもかかわらず、家康公のような我慢強さをドラマでよく感じます。大げさに演じすぎてもダメで、かといって、静かすぎてもつまらない。慶喜さんは本当に難しい役柄と思いました。

草彅剛さん演じる慶喜さんは、本当におかしれえ!

私の中で、草彅さんご本人は、SMAPの一員の香取慎吾さんと、よくしゃべっていて、優しく明るいイメージでなのですが、大河ドラマの中では静に、むしろ何も言わなくても有能な人物が集まってきまして、事あるごとにきっちりと部下をまとめていきます。ここが、カッコイイ!

そして草彅剛さんは、品がありますよね~。

今回の大河ドラマは、前回に引き続き、コロナの影響で撮影も大変だと思います。少しだけ、NHKのTwitterにその様子が出ておりました。

撮影中にマスク...。これは厳しいですね。時代劇ですので、すごく違和感を感じますが仕方のない措置かと思います。本当に応援していますので、頑張ってほしいです!

このような厳しい条件の中ですが、たんたんと演技されて行かれているようです。そしてドラマでは、最初は将軍には見向きもしない感じで、草彅さんは将軍にはならないんじゃ?と思わせる感じでした。ご本人も、取材でそのように述べられておりますね。

ですが、時代の流れには逆らえず、徳川将軍職を引き受けます。そして、ひきうけたからには、最後まで全うし、次の手を打つことまでを考える。

草彅剛将軍ならば、新しい幕府に作り直して、明治維新がなくても近代日本を作って国を一つにまとめれるかもしれないと思わせてくれます。本当に慶喜役を草彅さんにしていただいて良かった!ハマリ役とはこれのことです。

他にも良いシーンがいっぱいあります!
これは各国の代表団との謁見の場面。曲者ぞろいの代表団をしり目にフランス語、オランダ語、英語の3か国語で対応。そのあと、NHK公式がメイキングシーンをツイートされていました。

その時代の外国語のしゃべり方のような感じで、これは見ていて、とても痛快なシーンでした。拍手喝采にも納得!これはすごいですね~!😆

自然体だけで、ここまで演じるのは難しい思うのですが、どうやって役作りをしているのかなと思っていたら、土曜スタジオパークでゲストで出演なさっており、色々とお話を聞けました😃

NHKプラスでしばらく見れますので、ご興味のあるかたはぜひ!

馬のシーンはやはり大変だったのですね💦
そのような裏話も聞けて、とても楽しい番組でした。

ドラマは、いよいよ徳川慶喜公が大政奉還をし、草彅剛さんが前面に出てくると思われます。これがなければ、近代日本は始まらない!

来週も楽しみです!

快なり!快なり!快なり!

陽気な時もあり、すごくミステリアスで、かっこいい。カリスマ性のたまものです。草彅剛将軍様、輝きが過ぎますぜ......。

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「青天を衝け」第1回 放送時にもnoteを書いております✨

初回はどの大河も気合入れて作っているので面白いです!渋沢さんのふるさと「深谷」の事や、吉沢亮さん、草彅剛さん、ドラマの見どころを書いております。よろしければ、ご一緒にどうぞ🥳

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