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感謝を伝えるということ~花譜一周年記念HPを作成するにあたって~

先日観測者Discordにて、花譜一周年企画としてHPを作成をしました。ぜひ、まだ見ていない方は見ていただきたいです。(上記ヘッダーはHPのトップ画面です)

この記事はHPを作る際の思いやどのように企画を進めていったのかを綴っていきます。

きっかけ

不可解の余韻が冷めやらぬ八月中旬、「あと二ヶ月で花譜も一周年だ……」そんなことをぼんやりと考えていました。

もちろん、第一は一周年という節目を迎える花譜ちゃんに対してお祝いをしたい、おめでとうを言いたいという思いでした。一周年は彼女に感謝を伝える絶好の機会でした。

しかし、僕にはもう一つの目的がありました。

この話はDiscordを作った理由になってしまうのですが、僕は観測者Discordを作った当時、こんなことを考えていました。

「花譜という存在に熱を当てられて、何かを始めたいと思う人が多いはず。しかし、一人でできることには限界がある。ならば、みんなが集まる場を作れば、一人では決して生み出せない何かを作り出せるんじゃないか――」

つまり、僕が観測者Discordを作った目的の一つとして、「みんなで何かを作れる場を作ろう」というものがありました。

そして、何かを作ること――それ自体がクリエイティブを体現している花譜への恩返しであると考えていました。

花譜に感謝に伝えるということ

この記事を読んでいる方で花譜を知らない方はほとんどいないと思います。彼女はVtuberと自称していますが、その実態は他のVtuberと少し違います。

一番大きな特徴はtwitterなどの双方向性がほとんどないことでしょうか。Vtuberの発展は一種の双方向性を中心として成長してきた側面があります。(そのため時々バーチャルキャバクラと揶揄されることもあります)

それは、バーチャルYoutuberの元祖であるキズナアイも同様で、ファンアートや、リプに積極的に返しています。

一方、花譜は初期の一部を除き、ファンアートやリプに対してほとんど反応を示しませんでした。その点で花譜は他のVtuberと一線を画しています。
(たまにエゴサはしているようですが)

そんな彼女の一周年に対して僕たちは何ができるのかを考えました。実際の運用形態は分かりませんが、感謝のメッセージを伝えても、もしかしたら、彼女に届かない可能性があるからです。

直接的には届かない花譜に対して伝える感謝としてふさわしいものは何か……

僕は花譜からもらったクリエイティブの精神を表現することが花譜への感謝を伝えることに繋がるのではないかと考えました。

花譜は「不可解」でVtuberのライブを名実ともに変えました。


花譜 #36 「不可解」【オリジナルMV「不可解」Live Ver.】

また、花譜が所属するKAMITSUBAKI STUDIOはまさにクリエイティブレーベルと言ってもいいほどクリエイティブ精神に溢れています。以下の文章では彼らのクリエイティブに対する向き合い方が良く分かります。

私達は、花譜のこの不確かで脆い才能が、インターネットやクリエイティブやテクノロジーが介在し、“今彼女が出来ないこと”を補完することで、今後どう変化してゆくのか?
私達は現実には隣にいなくとも、ずっと隣にいることが出来るはずです。
美しくて不可解なものを信じるために。
クリエイティブの魔法をもう一度確かめるために。
許せない人を許すために。
花譜や仲間達や好きになってくれた人達と共鳴するために。
このライブを実現させる為に集まった素晴らしいスタッフ達とクリエイティブチームが皆様の応援のお蔭もあって、急速に結成されつつあります。言葉だけでは表現しきれない程の“出来事”を皆さんと一緒に創りあげたいです。

新規のクリエイターを発掘するオーディションも始めています。

このように、花譜運営はクリエイティブに対して真摯に向き合っています。そして、それは僕らに不可解な何かを与え、連鎖的に多くのVtuberやカルチャーに影響を与えました。それは僕たちにとっても同じです。不可解の後、何かをしたい!という気持ちに駆られた人も多いのではないでしょうか。

これらの経緯から、僕たちが花譜に返せることはクリエイティブを表現するしかないと考えました。

下手でも、拙くてもなんでもいい。花譜からもらった何かを表現したいという気持ちやそれを通して得た嬉しさや感動を表現する。それが花譜に対する最大の恩返しのように思えました。

この気持ちと、Discordを設立したときに掲げた「みんなで何かを作れる場を作ろう」という目的を踏まえて考えたときに、みんなの創作物を表現できるキャンパスを作ろうと考えました。

気をつけたこと

まず、大切にしたことは「誰でも気軽に参加できること」でした。

絵や動画、演奏などは多くの人の目に留まりますし、Twitterでも目立つことが多いと思います。しかし、「みんなで作り上げる」という目的を達するためには、多くの人の参加が必要でした。

そこで、コメントやアンケートなど多くの人の参加が見込める項目を作りました。何よりも、観測者みんなで花譜の一周年をお祝いしたかったです。
そして、最近、花譜を知った方も一緒に盛り上がれるように、花譜一年間の年表を作成しました。これを見ながら花譜の歴史を追体験してもらいたいという気持ちでした。観測者に貴賤はありません。ぜひとも、同じ気持ちで一緒に祝ってほしかったんです。

また、同時に出来るだけ多くの創作物を掲載できるように努めました。観測者が花譜に感謝を伝えるために作ったものです。何があっても全てのものを載せるという心づもりでいました。

経緯

企画自体は八月の末から始めました。一周年まで一ヶ月半という時期でした。僕は多くの創作物を掲載するためにはHPという形態が一番良いと考えました。また、一周年記念としてHPを作成しているところは数多くあり、その知見を活かせるとも考えました。

また、自分自身、このような企画を進めるのが初めてだったので、DiscordのVCやTwitterの知り合いを辿って、多くの人の意見を聞きました。助言を下さった方々、本当にありがとうございました!

そして、スケジュールを調整しながら、一周年に間に合うように締め切りやHPのアイデアを決めていきました。(ロード画面をらぷらすで表現するというアイデアはこのときに生まれました)

参加してくれた人たちへ

まず、一番に感謝したいのはこのサイトをプログラミングして下さった方です。彼がいなければ、このアイデアは実現せず、一つの創作物として表現することはできませんでした。自分自身にプログラミング能力がなく、的外れな質問や推測も多かったと思います。そんな中、当日までに尽力していただいて本当に頭が上がりません。ありがとうございました!

また、数々の創作物を載せて下さった観測者の方々にも感謝してもしきれません。最終的には、イラスト、年表、写真、コメント、やってみた、アンケートという項目になりました。みなさんの思いを花譜に伝えられたらいいなと思います。最後に、トプ画として使用させて頂いたチャンプルーさん、ありがとうございました!

最後に

今回の一周年企画は、観測者Discordとして初めての大きな企画でした。一ヶ月半という短い期間の中でこのような素晴らしいHPが作成できたのは、何よりみなさんの協力があってこそです。多くの至らない点があったと思いましたが、なんとか完成に漕ぎ着けることができました。

まさに、観測者の花譜を愛する気持ちがHPを創ったんだと強く感じています。

みなさん本当にありがとうございました!

そして、最後になりましたが、花譜ちゃん一周年おめでとう!!
二周年目もあなたを観測させて下さい!!!

それでは二周年目にまたこのようなnoteを書けることを願って……

観測者Discord 管理人かなた

参加したい方はこちらのリンクからどうぞ!
https://t.co/gmkxItaGRZ
(観測者Discordにて一周年企画のアンケートを行いました。その結果はまた別のnoteで報告したいと思います。)

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