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はじめまして

2023年からインドのグルガオン(首都ニューデリーから車で1時間ほどの衛星都市、外資系企業が多く所在する)に住んでいます。夫の駐在に帯同し、いまではわたしも現地採用として働いています。

わたしは日本の地方都市で育ち、海外とは無縁ながら、なぜか海外に対して漠然とした憧れがありました。

中学校でカナダの姉妹都市に10日間ホームステイするというプログラムがあり、念願の初海外。その高揚感はいまでも覚えています。
次はうちにホームステイを呼ぼう!と意気込んだのも束の間、片田舎なので機会を見つけられず。そこで始めたのがペンパル(海外に住むひとたちと手紙交換)でした。

フランス、イギリス、アメリカ、ベルギー、スウェーデン、ロシア、香港、韓国、インドネシア、台湾・・・1番多いときで50人ぐらいのペンパルがいました。ペンパルのおかげで中高時代はろくに勉強することなく、手紙を書く(+たまにのペンパルとのSkype通話)だけで英語を身に着けていました。当時たしか110円ぐらいで手紙を海外に郵送することができ、この封筒の中に入って飛んで行きたいなぁ~といつも思っていました。

大学生になり、バイトをしては海外旅行を繰り返し、数年越しにはじめてペンパルと会ったり。ろくに授業に出ておらず、単位ギリギリの卒業だったので、未だ留年する悪夢にうなされます。

新卒はJTCに入社し、しばらくしてコロナ禍に突入。やっぱ日本いいよね、きれいだし、日本食美味しいし!ということで日本で婚活をスタート。

そして2022年、海外旅行の頻度もめっきりと減り、平凡に暮らしていましたが、生活が一変する出来事が起こります。パートナー(現在の夫)との入籍直前、彼が会社からある知らせを持って帰ってきたのです。

「インド駐在員公募のお知らせ!?これは応募するしかないよ!どうせ落ちるだろうし、記念受験したらいいよ!受けて損することないしさ!なんかの拍子に受かったとしても、きっとあなたのキャリアにもプラスになるんじゃないかな!!英語の心配?私がサポートするから大丈夫!!」

というのも、わたし自身の駐在の希望がなかなか通らずにいたため、これは海外に出る良いチャンスだと思い、彼を全面的にプッシュしました。

インドって準英語圏だし、まだ旅行で行ったことないし、経済発展目まぐるしいし、最高!!って思っていたのですが、インドに来て、こんなにポジティブに捉える駐在員/駐在員家族はごく少数派だということを知りました。

もちろん日本とは大きく異なる文化に戸惑い、イライラすることもあります。それでも、我々はインドという国にお邪魔している外国人であるということを常に忘れず、日々ハプニングだらけのインドライフを楽しんでいます。


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