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80歳のアルゲリッチの演奏を別府で聴く
別府でアルゲリッチ音楽祭が開催されています。
昨日は、アルゲリッチの演奏が別府で聴けるということで足を運びました。
ステージから4列目という近さで聴きました。
実は、アルゲリッチの生の演奏を聴くのがこれが初めてです。
今までアルゲリッチ音楽祭が別府で行われるという恵まれた環境だったにもかかわらず、いつもタイミングを逃していました。
と言いますか、CDや動画で拝聴する限り、アルゲリッチは、すごく情熱的で、エネルギーに満ち溢れていて、直接的な感情表現で演奏されています。
わたしにはちょっと苦手なタイプのピアニストでした。
でも、生で聴いてみると、6月5日に81歳になるとは思えないくらいの指の動きの細やかさと、豊かな感情表現と、美しい音色に、魅了されました。
曲がバッハということもあり、幸福に満ちあふれる演奏でした。
別府の会場があまり響かないホールですので、音が穏やかに聞こえたのかもしれません。
もしくは、お年を召して、心が丸くなられたのかもしれません。
とても自然体で、ナチュラルな感情表現で、素晴らしかったです。
ずっと聞いていたいなと思いました。
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