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別府アルゲリッチ音楽祭オープニング~上野通明チェロリサイタル~

第23回別府アルゲリッチ音楽祭が今日開幕しました。

音楽祭のオープニングを飾るのは、2021年ジュネーブ国際コンクールチェロ部門で日本人初の優勝を果たした、チェリストの上野通明さんの演奏。

国際コンクールで優勝をした方の演奏が別府で聞けるとあって、非常に楽しみにしていました。

一言で言うと、多彩で素晴らしい!

いや~。

すごいです。

あの4本の弦から、魔法のように、いろんな音が出るんですね。

上野さんが弾くバッハからは、なんだかロック魂みたいなモノを感じました。

そして、胴体と楽器を一体化させて、音を作り出しているように思えました。

胴体も楽器として鳴らしているような感覚。

だから音に深みと壮大さがあり、だけど、押しつけがましい音でもなくて、耳心地よくて、本当に素晴らしかったです。

日本人離れした演奏だなと思って、プロフィールみたら、おもしろい経歴。

上野通明(チェロ)Michiaki UENO:
パラグアイで生まれ、5歳よりチェロを始め、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13歳で第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールに全部門を通じ日本人初の優勝、第6回ルーマニア国際音楽コンクール最年少第1位、第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、第11回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロコンクール第2位と次々と国際舞台で活躍。

なるほど。

国際的に活躍している方って、海外で生まれ育った方が多いのでしょうか。

多国籍な国の方が、いろいろな刺激を受けられて良いのかもしれませんね。

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