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読書雑記/2023.01

2023年分に入りました
タイトルを読書雑記に変えて再スタート
中身はなんも変わらんけどね

アナログの読書ノートから購入した本リストを淡々と記載する2023年1月分
記憶から消え去る前に読んだ本たちをてきとうに振り返り
※2023年分をこちらでざっとリライト
※(電書)=電子書籍
※(古)=古本
※(同)=同人誌
※(私)=私家版
太字=読み終わり

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【購入本】
・古い画の家 小沼丹推理短篇集/小沼丹
・悪役令嬢転生おじさん 4/上山道郎
・ロード・エルメロイII世の冒険5 錬金術師の遺産 下/三田誠
・MOE 2023年2月号
・ポケットモンスター スカーレット・バイオレット公式ガイドブック完全ストーリー攻略

・先生と僕 ‐夏目漱石を囲む人々‐ 全4巻/香日ゆら(電書)
・漱石とはずがたり 全2巻/香日ゆら(電書)
・文豪ストレイドッグス 23/朝霧カフカ+春河35
・SFマガジンのもくじのもくじ2【1970年代篇】(同)

・思考機械の事件簿 シャーロック・ホームズのライヴァルたち 全3巻/ジャック・フットレル(古)
・シャーロック・ホームズの災難 上/エラリィ・クイーン(古)
・      〃        下/    〃
・日本版 ホームズ贋作展覧会 上(古)
・      〃       下(古)
・浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月〜2022年6月/落合加依子
・謎解きはビリヤニとともに/アジェイ・チョウドゥリー
・奇譚蒐集録 ー弔い少女の鎮魂歌ー/清水朔
・  〃   ー北の大地のイコンヌプー/ 〃
・シャーロック・ホームズが見た世界 古絵葉書で甦るその時代/田中喜芳
・ミステリと言う勿れ 12/田村由美
・真鍋博 本の本/真鍋博

・花と機械とゲシタルト/山野浩一
・名探偵の生まれる夜 大正謎百景/青柳碧人
・黒いハンカチ/小沼丹
・なぜ、そのウイスキーが死を招いたのか/三沢陽一
・対談 数学大明神/安野光雅
・本の雑誌 2023年2月号
・文豪ストレイドッグス 探偵社設立秘話/朝霧カフカ(電書)
・舞妓さんちのまかないさん 22/小山愛子(電書)

・がんばれ!ワンワンちゃん 1~3/工藤ノリコ(電書)
・さすらいの就職犬!ワンワンちゃん/工藤ノリコ(電書)
・岸辺露伴ルーヴルへ行く(愛蔵版)/荒木飛呂彦
・サラゴサ手稿 下/ヤン・ポトツキ
・キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々/品川遊
・模型の町/Panpanya
・足摺り水族館/Panpanya
・冷えきった街/緋の記憶 日本ハードボイルド全集4/仁木悦子
・建築知識2023年2月号
・血闘/三上於菟吉(私)
・YOUCHAN個展図録「本を巡る冒険3」本の中の綺羅星たち
・アーモンドの樹/ウォルター・デ・ラ・メア
・ミステリマガジン 2023年3月号
・マンアライヴ/G・K・チェスタトン
・望楼館追想/エドワード・ケアリー
・濱地健三郎の幽たる事件簿/有栖川有栖
・オリエント急行殺人事件(光文社古典新訳文庫)/アガサ・クリスティー
・図書館司書と不死の猫/リン・トラス
・黒魔術の娘/アレイスター・クロウリー
・GMウォーロック vol.8
・蟹に誘われて/Panpanya
・枕魚/Panpanya


【図書館】
・残虐行為記録保管所/チャールズ・ストロス
・書楼弔堂 破曉/京極夏彦
・  〃  炎昼/ 〃
・有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー/有栖川有栖
・大阪探偵団 対談有栖川有栖vs河内厚郎/有栖川有栖+河内厚郎

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年始は少な・・・め?
かと思ったらとんでもない
月末前に図書館でも借りてしまってさらに増えてる
まぁ絶版のものはほぼ図書館が頼りなので仕方なし

19日 評論家・編集者の目黒孝二氏(北上次郎)が逝去
これまでどんなに好きな作家が亡くなってもここまで受けなかっただろう衝撃が訃報を聞いてから3日後くらいに来た
あぁ 自分は目黒(北上)氏の文章が好きだったのだなと再認識した
あのズバッと鉈で本を斬るような力のある評論が好きだった
辛口なのは根底に愛があるからだ
愛があるからこそもっと出して来いさらに寄越せと追い打ちをかけるのだ
信じた作家の力を愛してやまない目黒氏の姿勢が好きだった

さて1月の記録

・残虐行為記録保管所
クトゥルフっぽいのでずっと読みたかったんだけどまぁ案の定絶版
もしやと検索したら図書館にあったので借りてきた
いやおもしろかったわ冒頭からその手の説明一切無いけど笑
姿がほぼ描かれないクトゥルフたち
行動や目的もあまり描かれてない(こちら側が利用してる節も有り)んで意思も有るのか無いのかあまりわからないんだけどそこがまた不気味で良き
真空の「あちら側」に突入する際の描写が『TENET』の時間を遡る直前と酷似しててワクワクした(発表年次順からしたらノーランがこちらを読んでた可能性大
しかしコレどうして文庫化しないんだろう早川らしくない
許可が降りないんだろうか翻訳物はいろいろあるらしいし

panpanyaさんのマンガずっと気になってたのでここでガッと買い
どこから読んでも問題なさそうなのでいちばん古い本といちばん新しい本を買ってみた
コレはどうみても紙でしょこの味のある画
所謂【不条理マンガ】という感じかな
個人的趣味から言うと「坂田靖子とねこぢるを足して3を掛けた雰囲気」(わからんて
ノスタルジックな雰囲気とシュールな展開
主人公は同じ女の子と見せかけて実はなんにんも居るの的設定なのかぜんぜんそんなことは考えてないのか(どちらでも無問題
結末がはっきりしないリドルストーリーも多いので人を選ぶね
・足摺り水族館
『冥途』と『君の魚』が気に入った
『新しい世界』とかは星新一のショートショートみたいだなぁ
・模型の町
昨年末に出たいちばん新しい本
いちばん古い本から9年ほど経ってるのに違和感なくてすごい(褒めてる
連作の『ここはどこでしょう旅』は水どうっぽくて楽しそう(大変そうだけどw
・蟹に誘われて
『計算機のこころ』で計算機のイルカが戻ってくるとこがとても好き
『方彷の呆』はホラー(怖くない
たまげる=魂消る ってホントかなと思ったけど打ってみたらちゃんと変換候補に出てきてさらに魂消たw
・枕魚
『地下行脚』や『記憶だけが町』なんてまるでねじ式じゃあないか(褒めてます
あとマクラウオ欲しい6000円の方
あと4冊?で既刊コンプするのでそのうち電書も買いそう(またか

・オリエント急行殺人事件
もうずっと前に何度も読んでるしドラマも映画も観てるし内容も熟知してるけど実はこの光文社古典新訳文庫版にはステキな栞が付いていると聞き購入

列車内見取り図
裏は登場人物紹介

見取り図とかめっちゃテンション上がる
肝心の本文だけど新訳の為か会話など現代語に近い雰囲気で漢字が平仮名にひらかれてるところが多い印象(内容はもちろん同じ


ルーヴル露伴ちゃん愛蔵版は実家に置いてあるけど読み返し用に買い直し
(この後マンガ部分のみ構成のコミック版が出ることを知る由も無かった我
文スト外伝は紙書持ってるんだけど乱歩さん好き過ぎて電書も購入(セールだったし

それにしてもマンガや短編集はなんとかなるのだけど長編小説がなかなか手を付けられなくてマジで困った
読み始めたら一気なんだけど好みだったら1冊2時間半ほどで読み終わるし
買うだけはめっちゃ買ってるので読む本がなくなる心配は無いはずなのにもったいない病か貴様(いえそんなことは
blog書いてる間にどんどん読んだ方がいいのだろうけどこうして雑記を書くのも好きなのだまぁしかたない

あと今年からは好きなタイトルで読んだ時期を問わず個別記事に書こうかと思ってる
時間があったらなのでどうなるかわからんけどね