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広報だからこそ、人として、わたしが大切にしたいこと

音声プラットフォームを開発・運営するVoicyで広報をしているこいでです。今回は、マインドのお話です。完璧じゃないけど、大切にしたいなと向き合っている気持ちを忘れたくないと思って、書き残しておきます。当たり前のことしか書いてなかったり、突然ゆるめの自己開示もしておりますが、読んでくれる方は、ゆるっとお付き合いください。

PRパーソンとしてのノウハウや方程式は、もちろん大事。しかし、そんなことのまえに、コミュニケーションという生業で、“人”という存在は切っても切り離せないというのが大前提。よく知る人は「そうだよね」とお分かりいただけると思いますが、わたし、人とのコミュニケーションが不器用なんです。そう、コミュ力がない。人見知り。広報あかんやーん。お人好しなので、一般的な接客とかは全然できるんです。でも、理屈はわかってるのに、足踏みしちゃったりするんですよね。だからこそ、コミュニケーションという仕事に興味があるんです。そんなわたしが、自分の欠点を認識しているからこそ大切にしたいと思っていること。


いちばん身近な人を大切にする

広報の仕事だと、いちばん身近なのは社内のメンバー

事業会社に入るまで、このことの重要性にまったく気がついていませんでした。広報的に表現するなら、いちばん身近なステークホルダーを大切に、と置き換えられるけど、感覚的にはやっぱり“人”なんだよなと。形式張って考えるまえに、人としてどうあるべきか、人としてどう相手と向き合うべきかっていうマインドが必要で、それがあるかどうかは透けて見えちゃうと思うんです。だから、自分なりのやり方で、いちばん身近である社内のメンバーを大切にしようとこころがけています。

大切にできる機会は最大限活かす

残念ながら不器用なもので、息をするように円滑で温かいコミュニケーションがとれないという欠点が、わたしにはあります。だからこそ、機会は逃さず、最大限に活かすのが得策なんだと捉えることにしました。

①ピアボーナス制度「ボ祝儀」 贈る

Voicyには「ボ祝儀」という感謝を伝えられるピアボーナス制度があります。半月ごとに贈れるPoicyの数が決まっているシステム。与えられた権利なわけだから、最大限使わないと!と入社時のわたしは意気込んで、毎回きっちり感謝を送っていたんですね。それはそれでエラかったな自分、と思います。

でも、その半年後に迎えたキックオフの表彰で、光栄なことに“たくさんボ祝儀を贈ったで賞”に選ばれたわたし。その賞品を見て自覚しました。カンパニークリエイターを担うメンバーがナイスな靴下をつくってくれたんですが、わたしがボ祝儀を複数回贈った4名のメンバーの顔が載っていたんです。

その靴下には感動しながらも、ああ、コミュニケーションの範囲を広げる努力ができてないな、と気づいてしまった。コミュ力がない証拠やんか。

反省のきっかけになった懐かしの靴下…実は顔を踏みつけないデザインでナイスなんだよ

それ以降、「ボ祝儀」を与えてもらったコミュニケーションの機会と自分なりの解釈に変えて、より多くの人にありがとうを伝えるようにしました。直接なにかアクションをしてもらったお礼だけじゃなくて、相手のステキだなと日頃感じているところを伝えたり。それが伝わったのかはわからないけど、次期のベストボ祝儀ストで、今度は“たくさんボ祝儀をもらったで賞”に選んでいただきました。もはや、わたしがありがとうだよ。なんたって、当時資金調達PRでみんなと一緒に全員広報できたんだもんね。

ベストボ祝儀ストでもらったアクスタ。資金調達PRで撮影した集合写真を選ぶなんてイケてる。

②ピアボーナス制度「ボ祝儀」 もらったありがとうをバイラル

ありがたいことに「ボ祝儀」で溜まるもらったPoicy。溜まったPoicyは、あらゆるものに交換ができます。最初はみんなが着てるVoicyスウェットがどうしてもほしかったので、念願叶ってゲットしました。

そして最近、Poicyを交換できるものが大幅にリニューアルされたんです。グッズももちろんですが、文喫や食事、レジャーなどの体験も充実していて。その一覧を見ていて、気づきました。Poicyは、ふたたび感謝に使えるということに…!

そこで、メンバーとの飲み会補助券を使って、日頃お世話になっているメンバーを招いて我が家でホムパを開くことにしました。ついおもてなししないとと張り切っちゃうんですが、補助券があるのでケチケチしないですみます。笑 こうして、ありがとうを連鎖させることができるこの仕組みを考えた、Voicyのカンパニークリエイターは最高だ。

休日に遊びに来てくれてありがとう♡

③誕生日をお祝いする

入社後、Voicyはチームごとに誕生日をお祝いする文化だと聞きました。そして例のカンパニークリエイターが「きょう、あのひとお誕生日ですよ」って入社初月に教えてくれたんですよね。いま思い出してもプロフェッショナル。郷に入れば郷に従えと言いますが、これは絶好のチャンス!とわたしは思ったわけです。それ以来、チームメンバーのお誕生日を脳内に刻んで、なにをプレゼントしようかと相手のことを考えて、楽しみながらお祝いしています。

実際は、お誕生日にこだわる必要はないかもしれません。でも、みんなでお祝いできる機会をみんなでつくれて、生きていられればみんなにやってきて、その刻んできた時間をお祝いできるのってステキなことだと思ってます。

先日は、代表・緒方の誕生日でした。そういえば、2年前にお祝いしたときはZoom背景に年齢を入れなかったのに、今回は年齢の数字の風船を渡していました。配慮が足りなくなったのか、距離が縮まったのか、どちらでしょう。笑

ほかには、なるべく相手を先回りすることや、どんなときでもなるべく笑顔で返事をするようにしていることも、いちばん身近な社内のメンバーを大切にしたいとこころがけている要素だと思っています。ミドサーもいいところですが、いくつになっても大切なことって変わらないですよね、積み上げていくなかで忘れないようにしたい。当たり前を当たり前にできるオトナでありたい。

広報PRの仕事は、ひとりで達成できることなんてひとつもありません。だからこそ、仲間が必要。その仲間をみずから大切にしなかったら、大切にもしてもらえない。長らくひとり広報だったので、孤独だなと感じることもありました。それは、わたしがまわりを大切にしきれていないからだと思うこともあったし、施策を遂行したり露出が実現できていることのおかげさま精神が足りなかったななんて思うこともありました。人間だから、余裕がないとそうもいかないことばかりですけどね!全員広報を目指すためにも、いちばん身近な社内のメンバーを大切にすることは、今後もこころがけていきたいなと思います。今回の話はあくまで不器用なわたし流のやり方です。それぞれの優先順位や環境にあわせて、相手にリスペクトや愛を伝えられるコミュニケーション方法が見つかりますように!

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音声のPR活用しています。だいぶサボっていますが…
Voicyはアーカイブを大切にしています。既存の放送も色褪せていないものばかりなので、よかったら聴いてみてください♬

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