紳竜の研究

今日は「紳竜の研究」というテーマの文章を書きたいと思います。

お笑い好きなら知ってる人も多いと思いますが、元お笑い芸人の島田紳助さんが吉本興業のNSCという養成所の若手に対して「漫才や芸人としての人生戦略」について何年か前に講義した映像があって、それがYouTubeにアップされております。

たまに暇な時に映像を見返すんですが、見る度にいろんな発見があって、なかなか面白いです。

まぁ、テレビで、芸人として第一線で活躍されていたこともあって、トークがキレキレです。
そして、講義の中身も濃くて、ビジネスパーソンなんかが聞いても「得する有益な内容」となっております。

その動画のなかで芸能人は感情の起伏が激しい人が多いということを話されてました。
要するに、笑ったり、泣いたり、怒ったりすることが多い、と。
そして、それが大事なんや、と。

紳助さんは全く本を読まないそうです。
勉強も嫌いやと。

お笑い芸人は本なんか読まなくていい、と。

なぜなら、本の内容を頭で記憶してもすぐに忘れてしまうし、それはトークに活かすことも出来ない、と。
しかし、自分が体験したことや経験したこと、色々と「感じ取ったこと」というのは、トークにできる、と。
人間というのは、感情で記憶したことは頭から離れないんだそうです。

だから、芸能人というのは「心で記憶する能力が高くて、だからこそ、トークができるんや」と。

そして、紳助さんは言います。

色んなところに行ったり、やったり、知らない人に話しかけることが大事だと。

人間、長く生きていれば、誰しもが面白いネタを持ってると。持ってないわけがない、と。
それを聞いたりするのも、とてもいいと。

そういう意味じゃ、挑戦し続けてる人というのは、良いことも悪いこともどんどんネタがストックされていくわけで、それは「話すネタ」を増やす意味でもとても良いですね。

いろんな趣味にチャレンジしたり、新しい仕事をやったり、いつもと違った人がいるところに行く。

要するに、ジッとしてないで、動き回れってことです。頭でっかちになるな、と。

先人の成功者から学ぶ、自分の感覚に近い人から学ぶ重要性も説いてました。

またたまに見返したいと思う。

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