運 ドン・キホーテ創業者の本

今日は「運 ドン・キホーテ創業者の本」というテーマの文章を書きたいと思います。

今週の週刊文春のサイバーエージェント藤田社長のコラムのなかでドン・キホーテ創業者安田さんの話が出てきて、この本がすごく良かったと書かれてたので、さっそく読んでみました。

新書でサクッと読めます。

ドン・キホーテのことはもちろん知ってましたが社長の容姿や考え方などはほとんど知らなかったので、この本でいろいろ学べて良かったです。

社長の人生哲学・経営哲学がギュッと詰まったような本ですね。

運を引き寄せるためには挑戦が必要だと言います。

大企業サラリーマン社長なんかは、任期中に失敗しないよう取り繕うことを目的に仕事をしているから、大きく成長することはないと。
ガンガン攻めて、その先に成長の源泉を見つけ、それを大きくすることでビジネスは大きくなっていく。

それと、私利私欲で経営してても社内にはそれが完全にバレるので、全くうまくいかないと。
人間性を磨いて、人や社会のために動くことでビジネスは上向いていくと。

麻雀もビジネスも運が7割で、運を伸ばす努力が必要とのこと。

私がとても参考になったのは、ビジネスには流れやブームというのが必ずあって、その見極めが大事で、その時に、大胆に攻めることがめちゃくちゃ重要だと言われてて、すごく納得しました。
チャンスはゴロゴロ転がってて、それに大きく乗れるかどうか。そこが超大事。
要するに、メタ認知ですね。
大きな潮目をみる能力が重要だと。

学校の成績が良かったり、秀才なんかはサラリーマンとしてはそこそこ成績を残すかも知れないけれど、そういう奴は大胆なリスクが取れない、と。すごく分かるなぁ。

あと、おもしろいなと思ったのは、ドン・キホーテにはお店に巨大水槽があって熱帯魚がたくさん泳いでますがアレは社長が世界中にスキューバダイビングに行ってて、その時に魚を取ってるそうです。都市伝説じゃなく、実際に社長が魚を取って、それを店舗で鑑賞用として泳がせてるらしい。めちゃくちゃおもしろい。
ダイビングをしながらそこにいる魚を取りまくる人とか聞いたことないし、こういうことをやってる人は稀だろうと本人も言ってます。

破天荒というか、他の人と違うことを全く厭わない所が魅力だし、そういう考え方や思考があの圧縮陳列といった常軌を逸した店舗を創り出し、多く顧客から愛されてる所以なんだろうなと思った。

今日は久しぶりにドン・キホーテに行って買い物してきた。相変わらず、おもしろい店舗だったなぁ。

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