オッペンハイマー

今日は「オッペンハイマー」というテーマの文章を書きたいと思います。

NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」という番組でオッペンハイマーが取り上げられてましたので、見ました。

オッペンハイマーとは、アメリカの原爆爆弾開発を指揮した人物です。

1945年の夏、日本の広島と長崎に原子爆弾が投下されましたが、あの原子爆弾の製造・開発を指揮した人です。

2023年、オッペンハイマーという映画がアメリカで公開され、当初、日本での公開はしないということだったそうですが、なんと、2024年3月末に日本でも公開されるようになったそうです。

是非とも映画館に足を運んで観ようと思ってます。

クリストファーノーランが監督ということもあって、その点についても楽しみなひとつの要素です。

19世紀は、ドイツがポーランドに侵攻、日本はアメリカと戦争、そして、世界中が自国を守るため、他国の領土を奪い、そこに暮らす人たちを次々と殺していた「異様な時代」です。

まさに、2024年の今とは全く異なる価値観が日本人にもアメリカ人にもそのほかの国々の人たちにも広がってた時代です。

大統領から、アメリカのために人類で初めて原子爆弾をつくれという指示があり、それを基に原子爆弾の設計開発を推し進めるんですが、なんと、2年足らずで原子爆弾の開発に成功します。
天才科学者が「悪魔の原爆」をつくった瞬間です。

実際に原子爆弾を投下した場合、そこに住む人たちや街にどんな影響が出るのかよく分からない状況下で原子爆弾をつくるというのは、大統領命令、そして、戦争に勝つという大義があるとは言え、倫理的に悩み苦しんだんじゃないかと私は思いました。

戦争は絶対にあってはならないことですが、実際に戦時中に原子爆弾の開発を指揮した男はどんな人物なのか、そして、ひとりの人間として、どんな思いで原子爆弾をつくったのか、そこにはどんな悩みや葛藤があったのか。
その辺りの「人物像」を知りたいのと、アメリカ政府がどんな風に戦争を捉えていたのかを改めて学びたいと思います。

オッサンになって、過去の歴史を知り、振り返ることは大切だなぁと思います。

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