社会資本=知名度や評判、信用が金融資本をつくる

今日は「社会資本=知名度や評判、信用が金融資本をつくる」というテーマの文章を書きたいと思います。

山口周さんが、Voicyで「お金を生み出すのは人的資本ではなく、社会資本」と題した配信をしてて、まさにその通りだなと思ったので、そのことについて書きたいと思います。

他人と比較して、やる気や能力、スキルが2倍違うからと言って、報酬が100倍違ってくることなんてまずありません。

山口さんが言うには、たとえば、ビルクリントンを講習に招く場合、1000万円掛かるそうです。
一方で、知名度のないビジネスマンだったら、講演料10万円くらいがいいとこでしょう。

つまり、報酬に100倍の開きが発生している訳ですが、これは何がそうさせているのでしょう
か。 

決して、やる気や能力、スキルが100倍違うわけではないでしょう。

山口さんは、これこそがお金が生み出すのは人的資本じゃなくて社会資本だと言ってる所ですね。

有名経営者が億単位で引き抜かれたり、著名なインフルエンサーが高額な報酬で転職したりしていますが、アレは、人的資本というよりも、社会資本に価値があるから、大きなお金が動くという訳です。

みなさん、実際にモノを買うとき、ブランドで選んだりしてると思うんですね。
意識的に、無意識的に関わらず。

家電を買うときなんか、細かい機能を比較したうえで決めるというパターンもあると思いますが、結局は知名度のあるメーカーの商品を買ったりすると思うんですね。
それこそが社会資本がある会社がお金を稼げる理由ですね。

要は、人も会社も「ブランド」をつくることが大事だし、そういった「ブランドを持つ企業で働くことによって自分のブランドを強化すること」も出来ますから、金融資本を増やしたかったら、その為にはどうすべきかを考えて方が良いとの発信をされておりました。

たとえば、キャリア採用においても、知名度やブランド力がある会社にはたくさんの応募があるし、また、そういった会社で働いている人にとっては転職も有利に働きます。

それだけ社会資本を持つ会社や人って強いんですね。
要は、みんなそれを欲しがってるわけです。

いずれにしても、何に時間とエネルギーを注ぐのかって話にはなりますが、金融資本を稼ぐ為に知恵を絞りましょう。

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