エッセイの魅力
週刊誌なんかを読んでいると、ある作家さんが連載を持ってエッセイを書いていたりしますよね。
一昔前は、コンビニの棚に並んでいる週刊誌を立ち読みして、エッセイをよく読んでいました。
たしか、週刊文春で林真理子先生が連載を持っていたので、よく読んでいたのを覚えています。
もしかしたら、いまも連載は続いているのかもしれません。
林真理子先生が描くエッセイは、モテ、買い物、芸能、旅行、美容など、女の子のみならず男でも興味を抱くような話題が多く、また、リアルな日常なんだろうけど、どこか話に華があるんですよね。
文体がリズミカルで、文章に瑞々しさがあるんですよね。これも大きな特徴かな、と。
アレは才能なんでしょうかね、もしくは、努力で到達できるものなのでしょうか。
とにもかくにも、林真理子先生が書くエッセイはどんなテーマでもおもしろく読めるし、読者に読ませます。
それから、最近では燃え殻さんなんかも良いですね。
本の中に一気に引き込まれるというか、あっという間に文章に魅了されると言った表現の方が正しいのかもしれません。
燃え殻さんは、このnoteの会社でもあるウェブマガジンcakesで小説の連載を持っていたため、noteユーザーならご存知の方も多いのではないでしょうか。
林真理子先生と燃え殻
おそらく、2人に共通するのは、日常がとても充実しているところなんじゃないかなと思います。
あくまで想像の域を超えませんが。。
林さんは、お金をこれでもかっていうくらいバンバン使っていて、アレはかなりのインプットや着想に繋がっているんだろうなって個人的には思います。また、その使いっぷりが良いんですよね。
文章が下手だったり、性格が悪かったりすると、ただの金持ち自慢になってしまったり、傲慢さが出てしまうリスクがあるけれど、そういったものを全然匂わせないし、しっかりと排除している。さすが、プロです。
一方、燃え殻さんの方は、テレビの美術制作の会社で働くサラリーマンのようで、テレビや芸能周りの仕事が多いということで、そこから入ってくるネタは非常に豊富だろうなって思いました。
つまり、何かを得たいなら、インプットに金や時間を突っ込まなきゃいけないってことですね。
2人はそれが自然と出来ているのかもしれません。もしくは、自身の仕事の成果に繋がる「投資」と考えてそのような環境下で日常を過ごしているのかもしれませんね。
いずれにしても、数万人、数十万人に読んでもらえるエッセイストってカッコいいですよね。
そこ、目指してます。