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上梓

『外国人留学生のための就職活動とキャリア』

著:大隅 要

上梓という言葉使ってみたかったんです。分厚い本ではありませんが単著です。日本での就職を希望する外国人留学生にとって必要な知識と技法を盛り込み、国籍や専門分野問わず誰にでも役立つ実践的な教科書です。

多様性や異文化理解の観点から9つのコラムも掲載し日本人学生も学べる・楽しめる一冊になっています。教科書の位置付けのため9つのコラムを書きっぱなしではなく、コラムのまとめという斬新なコラム?もご用意してみました。

外国人留学生の就職活動支援を通じて、数千名の外国人留学生の雇用を生み出した!と盛りに盛ったセルフブランディングをするわけでもなく、ローンチという言葉使いに一歩引いてしまう、わたしですが(そもそもローンチって何ですか)、15年間の就職・採用支援経験と独自の目線をいかし、執筆させていただきました。

きっかけは江島さん。大学院時代の同級生であり図書館の司書さんでもある彼女から3年ぶりに電話がありました。「ぼちぼち、本書いてみてはいかがでしょうか」と。実際、確かにコロナ禍で大学ではオンライン授業が主流になり、学外のオンラインセミナーでも外国人から手元に印刷物の教材があればいいなーという要望が高まっていました。ということで、関西学院大学出版会さんを訪ね、運よく出版に至ったわけです。

出版会の方々には大変ご苦労をおかけしました。江島さんのみならず、日頃から龍谷大学名誉教授の李先生、元兵庫県会議員の吉本さん、関西学院大学国際連携機構元事務部長の澤谷さんからは学術的な助言や出版の重要性を説いていただき、感謝しています。

現在龍谷大学で行っている日本人学生向けの授業テーマである「多様性と調和・異文化理解マネジメント」と「グローバルキャリア」の視点から、もう一冊!くわえて地域や市民に根ざしたものを一冊!と描けたらいいなと思っています。

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