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【本との出会い45】いきなり現れる書籍購入の防波堤破壊~新年、なにかと知的興奮の機会多く、やはり本屋へ~


1.実は読書が減っている原因分析


かつてに比べると読書量もかなり減りました。
その原因分析をまず、最初にしておこうかと思います。

①老化


視力、体力など、かつては夜中まで読書、早起き読書などしていたものが、なかなか疲労で追いつかなくなった。
就寝時間が早くなった(起きていられない)。

②通勤形態


長時間の自動車通勤となった。
そのことで、読書の携帯がAudibleになった。

③読書種類(ビジネス本が減った)


かつては、実務直結のビジネス書籍、マーケティング、それらの新刊などを読み漁った。
ここから、新たにビジネススキルを身に着けるための読書に向上心がなくなった。

④kindleの出現と利用

これも読書なのだが、どうしても紙の本を手にしているのが読書。線を引くのが読書という価値観が変わらない。

雑誌も、サブスクで読めるものだけ読もうという意識に変わり、本屋に行く回数が減ったことも原因かもしれない。

2.今年初の書店訪問。いきなり4冊を購入。

しかし、1冊の雑誌を買おうと寄ったいつもの書店で、たちまち4冊を購入することになりました。

2023年。いろいろ社会が激変する1年になると言われています。
各分野、業界でどのような変化が起きるのかを有識者が論じたものくらいは読んでおこうと文藝春秋を買うつもりでいました。

しかし、書店1週で、合計4冊、しめて7千円のおかいもの。持っていた図書カードを使い、5千円の支出となりました。

①ファーストペンギン(シングルマザーと漁師たちが挑んだ船団丸の奇跡)

自分も、漁業にかかわる仕事をしている関係上、漁業という業界の閉鎖性や時代遅延状態を目の当たりにするなかで、それに女性が立ち向かって切り開く痛快ストーリーは興味がありました。

ドラマも放映されましたが、著者の言葉で知りたいと思い、私は本を買いました。

②覇王の家

NHK大河でも、「徳川家康」がはじまりました。
司馬遼太郎が描く家康で、流れをつかんでおこうと思い思わず購入。

もう20年以上前の作品になるようですが、新品で上巻を買ってみました。
寝床本になる予定です

③雑誌「世界」1月号

そこらの雑誌に比べ、忖度のないジャーナリストの生の記事に惹かれ購読しておりましたが、ちょっとお休みしようと思っています。

ただ、1月号の特集が「経済停滞 出口を見つける」。
これは読んでおきたいところ。

今後も、興味ある分野が掲載された号だけ買いたいのですが、通常の本屋にはおいていない雑誌なのです。

参照点依存型選考
参照点、目安が名目賃金。それが下がらないのであれば上がりにこだわらない。上がるより下がることが嫌だという心理。

雑誌「世界」

これが賃上げの抑制につながっているという見解、なるほど、ですね。

物価高の世の中になると、消費者物価指数にもっと着目しないと、低賃金の世帯はとくに厳しいことになります。

1年購読しまいしたが、記事は6本しか書けませんでした。
ただ、沖縄返還の記事など、これまでの自分の認識に大きな変化を与える記事がたくさんありました。

また、手に取りたい雑誌ですし、もしかしたら図書館にあるかもしれませんね。

④文藝春秋(2023年の論点)

これが欲しかったのです。
同様のテーマでデータ、図解乱立の書籍も多くありますが、こちらは専門家の見開き1ページ解説。
わかりやすいことと、キーワードを知っておきたいため、こちらを選択しました。

成田悠輔、斎藤幸平の対談など、面白そうです。

これに、暴言の明石市長などが続きます。


3.これからも「街の本屋」を守りたい。

ちょうど1年前に書いた記事です。このころから、書籍をAmazonで買うのをやめて、日数がかかってもこちらの本屋に注文して、購入するようにしています。

本好きな人が、みんなこうすることによって、本屋の売上、収益もいくらかはよくなることを望んでのことです。

ただ、紙の本がこれからも減少していくことは、きっと避けられないでしょう。

うちの子供たちにも、多く本を買ってあげたりしても、もはやスマホをのぞく誘惑に勝てない。
「スマホより本が面白い」そんな体験がない限り、本を読むことはないのかもしれないと危惧しています。

そして、本を読む場所。書斎のような場所。しずかな空気が流れる場所。それを家に是非設けたいものです。

本を読むためにカフェに行くのも、とてもいい時間ですが、それだけだと限られてしまいます。

いつでも、1冊を持参して、隙間時間でも本を開く。

そういうことに価値を置いていたいと思います。


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