読書好きのジレンマ

あれも読みたい、これも読みたい、と購入したはいいものの読めずに放置されている本が多分、軽く数十冊。
……きちんと数えなくても百をぜったい超えてるでしょう。

読めないなら買うな、という声が聞こえてきそうです。
しかしながら、本との出会いは一期一会。
ネット書店であろうと、リアル書店であろうと売れない本は売り場からなくなり、年月がたてば取り寄せすら難しくなるというもの。
それを中古で手に入れられるかは運次第。

これは読みたい!ってものはとりあえず買っておくのが一番安全なのです。

少しでも積読の山を崩そうと、本を読み進めているわけですが、最近の私は図書館を利用することが多いわけで。
図書館には毎月新しい本が入荷します。
……そして、過去から今まで積み上げてきた本が文字通り山ほどあるわけです。

過去の私であれば、図書館から借りてきた本を読んだ上で自分で購入した本を読むだけの余力がありました。
月に30~50冊読んでいたのですから自分でも驚きです。
また、学生だったこともあり、自由になるお金もそう多くなく。
お小遣いがないから、買いたくても買えない、購入したのは厳選した数冊だったから読めていたってこともあるでしょう。

現在の私は、月に5~10冊程度読めれば御の字です。
図書館では一度に2~4冊、2週間に一度借りてきます。
読み切れずにそのまま返すなんてこともあります。
それだけでほぼ今の私のキャパシティーいっぱいなんですよね。

図書館で借りるのをやめればいいじゃないか、とか買わなければいいとか言われそうですが、それもそれでやめたくないな、と。

過去の自分の琴線に触れた本を読むのも大事ですが、今の自分が気になった本を読むということもそれもまた大事だと思うのです

読書好きのジレンマですね。

本の購入費用にあてます。 よろしければお願いします。